Story8 やり返します。3
おっさんに滅びの呪文を言われると直ぐに、目の前にパソコンのウィンドウの様なものが出てきた。
「おお……ってなるっちゃなるけど、何故にバ○ス?」
「気分だ。別に言わなくてもできるぞ? ……それで、どうだ? 『ステータス』は」
そうそう、皆さんお待ちかね。
これが、俺の『ステータス』だ。
LV 1
HP 97/97
MP 32/32
攻撃 16/16
防御 25/25
俊敏 201/201
スキル なし
固有スキル 『固有スキル創造』 『最強』
魔法 なし
固有魔法
固有 『曙の女神の加護』 『医術の神の加護』
「ん? ああ。……因みに、この世界の平均は?」
「えーっと、十歳での平均だと。HPが150。MPが40。攻撃が12。防御が20。俊敏が60。だな」
「スキルとかは?」
「十歳からスキルがあるはず無いだろ。まぁ『固有スキル』は別で、ある奴はある。ただし、百人に一人だけどな」
「じゃあ、俺が百人に一人だな。しかも二つあるし」
「はぁ!? 二つぅ!? ……おいおい、そんな事今まで無かったぞ!」
「じゃあ、俺が初だな。……ふっ」
「内容は?」
「えーっと、『固有スキル創造』と……」
「と?」
「『最強』」
「……はい? もう一回言って?」
「だから、『最強』」
「……どっちも聞いた事無いぞ」
「目の前にいるけど?」
「はいはい。で? 因みに、どういう能力だ?」
「どうやって見れば良い?」
「知りたい『ステータス』に、集中する感じだ」
どれどれ?
『固有スキル創造』 自分の好きな固有スキルを創ることができる。(一日三回まで)
『最強』 HPが一以下になる攻撃を受けた場合、全『ステータス』が十分間五倍。更に、HPが一の場合どんな攻撃を受けても0にならない。
つ、強い……!
ついでに『神の加護』も見てみるか。
『曙の女神の加護』 固有スキル無限取得。朝日を浴びる事で一秒毎にHP、二プラス。
『医術の神の加護』 回復魔法、効果向上。HP回復力向上。(一秒毎に、二回復)アンデット族に対して全『ステータス』二倍。
まぁ、最初に思ったのは。一秒間に二、って流行ってるの?
そしてアウロラのも強いけど、おっさんのも強いな。
「どうだった?」
「『固有スキル創造』が、自分の好きな固有スキルを創ることができる。でも、一日三回までだけど」
「それでも十分なチートだよ。『最強』は?」
「『最強』は、HPが一以下になる攻撃を受けた場合、全『ステータス』が十分間五倍。更に、HPが一の場合どんな攻撃を受けても0にならない。ってやつ」
「ほぼ、不死身じゃねぇか!!」
「いやでも、一以下だぜ? それってもう死んでんじゃ?」
「でも、俺の加護で直ぐに回復するだろ……?」
「……凄い、コンボだな」
自分の加護はやっぱり分かるのか。
でも本当にこのコンボは凄いな。
一秒間に、二回復だから十分間で……千二百回復するのか。
「アウロラの加護は?」
「固有スキル無限取得。朝日を浴びる事で一秒毎にHP、二プラス」
「お前……もうチートの塊じゃん」
「自分でもそう思う」
「それに成程な、アウロラの加護のおかげで固有スキルが二つもあるのか。それにここでもコンボだな」
「何か、もうおっさんの修行いらないな」
「いや、するけどね!?」
「何で?」
「お前の『ステータス』を体になじませて、使いこなせるようにする為だよ」
成程な、確かに使いこなせるようにしなきゃ意味が無いもんな。
「あ、因みに修行場所は『神界』だから」
……終わった……。




