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Story14 決着です。2  

 「早目に決着をつける!!」

 

 叫びながら、地面を跳躍。

 逆鱗の事は、さっき創った固有スキルで何とかなる。

  

 「まず、一発目ぇ!!」

 

 『黒蝶』を『無限倉庫アンフィニハウス』にしまい、『光聖龍』の右頬に、腰を入れた一発を入れる。


 「かってぇー……。でも、結構入っただろう?」

 『グァァオオオオオオオオオオオオ!!』


 殴った右腕の拳は恐らく、砕けているだろう。

 だが、ダメージを負ったのは俺だけでなく、『光聖龍』もそうだ。

 結構な量の鱗が取れている。

 

 「お前の逆鱗はどこだぁ!!!」


 今度は腹部に一発。右手は無理だから、左手で殴る。

 そして『光聖龍』の腹部には鱗が無い。

 ストレートで入っただろう。自分の魔力の爆発も含めて、体内はめちゃめちゃだろう。

 

 『グ……グァァォオオ』

 

 『光聖龍』が地面に倒れて、動かなくなる。

 死んだのかと思ったが、次の瞬間『光聖龍』が青色の光に包まれる。

 そして光が止み、『光聖龍』の姿が現れる。

 

 「ははは……冗談だろ?」

 

 俺がつけた右頬の傷は消え、両目が俺を睨む。

 この様子だと体内も直っているだろう。

 『光聖龍』だけあって、回復魔法ヒールが得意なのか?

 魔法は『火』『水』『風』『土』『光』『闇』がある。

 その中の光は、雷や光を屈折させたりでき。

 その中でも回復魔法ヒールが、一番の得意分野だ。

 

 『グォォオオオオオオオオオオ!!!!』

 

 『光聖龍』が狼の様に上空に向かって、復活の雄叫びをあげる。

 だがその時、真っ赤な口の中に蒼色の光るものが見える。

 ……『世界図書館ワールドライブラリー』発動。

 検索、『光聖龍の逆鱗』。


 『『光聖龍の逆鱗』は今まで発見されたものは全て蒼色の宝石で見つかっている。逆鱗となってはいるが、見た目は綺麗な宝石で、強度は鱗よりも硬い』

  

 …………見ぃつけたー!!!

 ステータスをフルに使って、『光聖龍』の頭に乗り、口を無理やりに開ける。

 そして口の中に入る。 

 

 「閉じんじゃねぇーぞー。分かっ―――」

 

 勿論『光聖龍』に口を閉じられ、中に閉じ込められる。

 しかし、『光聖龍』の上顎から、黒い刀身の刀が突き出る。

 

 「閉じんなつっただろうが!!」


 突き出た刀は『黒蝶』で、あまりの痛さに『光聖龍』が口を開ける。

 

 「お前はもう死んでいる……何つってな。まぁでもあながち間違っちゃいないだろ」


 『黒蝶』は『光聖龍』の上顎を貫いているが、上顎と共に『光聖龍の逆鱗』も貫いていた。

 『黒蝶』を引き抜き、口の中から脱出する。

 地面に着地し、『光聖龍』を見上げる。その時には『光聖龍』は光の粒子となっていた。


 「勝ったな……」


 そう思うと、体から力が抜け倒れそうになる。

 だがまだ終わっていない。


 「どれ、ちゃんとあるかな……?」


 ぼろぼろになった右手を突き出し、虚空から蒼色の宝石……『光聖龍の逆鱗・・・・・・』を取り出す。

 

 「良し。ミッシェルの所に全速全身だ!」


 『光聖龍の逆鱗』をしまい、まだ『最強』の効果を使い猛スピードで走る。







 「親父ィ!!! 」


 叫びながら家の敷地に入る。

 親父達は俺が帰ってきたら直ぐに調合できるように、庭で準備をしていた。

 

 「ジンか、『光聖龍の逆鱗』はあるか!」

 「勿論だ!!」


 『無限倉庫アンフィニハウス』から『無限倉庫アンフィニハウス』を取り出す。

 それを親父に投げる。


 「あ、れぇ……」


 そして親父が『光聖龍の逆鱗』を受け取り、


 「お疲れ、ジン……」


 お母さんの声を最後に、俺の意識はそこで途絶えた。


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