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なき者語り  作者: 勝音
夢の姿に恋焦がれた、
8/8

エピソード3.5[思い出す夢の瞬き]

 そこには、これからどうするか悩み、地べたの石ころをいじり遊び、路地裏を歩く僕の姿があった、


 嗚呼、何故だろう、何故、僕はこんなところにいるのだろう、あそこにいる子供達、食べるご飯がないのか、とても、身体が痩せ細って、今にも食に飢え、死に絶えそうだった、

 もし、僕が、この身にももて余るほどの賞金を手に入れたら、彼らを助けることができるだろうか、完璧にはできないだろう、しかし、食だけでも、飢餓で死ぬことは無くすことができるかもしれない、

 それは、その事実は、その罪に身を浸す行為を正当化されるのに充分な代物であった


 黄色い信号が凛々と真夜中を、ただ月夜に照らしていたあの時から、何も賞金に手を出していなかった僕は一ヶ月も経った今頃に、やっと、その重い腰を上げたのであった


「なぁ、悪魔、なんで、僕だったんだ?」

「なにが?」

「だから、どうして僕を契約者として選んだんだ」

「それは、君が特別だからだよ、君は私にとって特別なの、」

「どういうことだよ、」

「どうもこうもないよ!そういえば、君に私の冠名を教えていなかったね、私の名前はノワール•ディ•イア、幻証の悪魔、元祖の悪魔の分裂体、六体の内の一体、異混沌(イレギュラー)と厄災の二体の融合体の悪魔さ」

「お前、そんなすごい悪魔だったんだな、」

「すこし反応が悪くなーい?というか、名前呼びしてくれてもいいんだよ?」

「はいはい、呼べばいいんだろ、イア、だから、僕の殺すべき人間の情報を教えてくれ」

「いいよ?だから盛大にこの初陣を、せいぜい面白いものにしてくれよ」


 信号が赤から青に変わり、夜が明けていく、汚れた服も、すでに綺麗なものに変え、今日を生きいくためのお金を、持て余すほどに持って、その路地裏でその子供達にそのパンを見せる、

 こちらを不審そうに眺めている子供達、そんな子供達に僕は言う、

「これ、あげる、みんなで食べるんだよ、」

 四、五人いる子供達、食べ盛りのはずなのに、食べられない子供達、遠くに、独り離れている男の子がいて、その子供に話しかけようとした時、

「あの子には近づかない方がいい」

 一人の子供が僕に言った

「どうして?」

「あの子に触れたものは、全部なくなっていくんだ、前も、食べ物をなくしたし、抱きしめてくれた大人の人も消しちゃった」

 とても、とても可哀想だ、そんな事、無情すぎる、なんの温もりもその手で感じることができないなんて、

「それでも、僕はコミュニケーションを取ろうと思うよ、ねぇ君、こっちにおいで、パン、食べさせてあげる、」

 その時男の子の目を見て気づいた、もう、飢餓で意識もままならずに生存本能で、食べ物を狩ることに集中している動物の顔をしていることに、

 走ってきたその男の子が僕に迫りそうになったその瞬間、さっきまで話していた、子供が、僕の前に飛び出てきて、、、消えた、その着ていた衣服を残して、目の前から跡形もなく消えた、

 何も発する言葉は無かった、、次々と、僕が渡したパンを持っている子供を一人ずつ、その綺麗な手で、消していた、汚らしい路地裏で二人残された僕とその男の子、静寂がこだましていて、何もかもを消してしまうせいで汚くなることを知らないその手を眺めて、ただ放心状態の僕が滑稽にも、そこにいた

「何をしている!」

「あいつを殺さなければ!お前はここで死んでしまうぞ!」

 イアに押されてふとこの身体に心を呼び戻す、

まずい!まずい!まずい!この子を僕は殺さなくてはいけない!この子のためにも、もうこれ以上消させないために。でも!手を握るだけでもしなければ彼は、この子は温もりを知らないまま死んでしまう、なら!

 僕はそのこの手を握った、もちろん、僕のその手は消えてしまったが、その男の子は、まだ止まるなどはしない、しかし、僕の左手で、その小さな、小さな男の子の身体を、その真ん中の心臓部を背中から刺していた、

「ごめんね、でも、これ以上君に人を殺してほしく無かったんだ、ごめんね」

 僕はその時に誓った、その綺麗になくなった右手があったであろう場所を抑えながら、何も知らずに、無闇に、他人に優しくするのはやめようと、それは別の誰かに、その痛みが転移するだけなのだと、


 —寝室

「!嗚呼、嫌なことを夢に見てしまった、」

 起きてシャワーをする、何故シャワーは気持ちのか、誰かに問いたい、これはあの敗走の次の日だ、他の誰かに合わせる顔などない、寝室に戻ろうとした時、隣の部屋に、だれか来るかのような準備が誰かの手によってされていた、


 —後書き/tetra.一輪の美悪塊(ラプソディ)

自己紹介

「俺は辻村工平!!23歳!」

蜜流、透(言うんですか?!) (年齢も言うの?!)

「わ、私はみ、蜜流って言います、17です」

(え!!蜜流ちゃんも、刀矢さんも言ってるし、言うしかないのね)


ヨット、人生ゲーム

「ちょっとー!!凛ちゃん運良すぎない?!」

「任せてよ、これまでの運をこのために発揮していると言っても過言ではない!」

「凛、お前はそれで良いのか」

「辻村さんよ、ヨットを何度も出されて怒るのは無理もないよ?」

「よしでは、次は人生ゲームをやろうじゃないか!」


一位:凛、二位:蜜流、三位:透、四位:辻村

刀矢:勝敗をつけるために勝敗をつけなければらないため、欠場

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