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別支店で働く女子との話 ~その 12~

 遂に迎えてしまった『Xでー』…。

 そんな日に限って寒い!

 有り得ないぐらい寒い!!

 何故に本日はこんなにも寒い?

 …あの日の約束に少々後悔した。

 だが、約束してしまった以上向かわなくてはならないのだ…。

ー*ー

 本日は約一か月程前に女子と約束した『Xでー』である。

 そして、普段通りに起床してあれやこれや行動していた紅pの口から言葉が漏れた。

紅p 「…寒っ!!」

 そう、本日は全国的に異常に寒い日だった。

 普段、雪など降らない地域に住んでいる紅pの家付近でも粉雪が舞う程寒かった。

 しかも、肌に突き刺さる寒さ!?

 もう一度ベットに呼ばれている気がしていたが紅pは女子の下へ向かったのである。

 すると、女子の家方面に行くにつれて積雪が見られるようになってきた。

紅p 「ほぉ~う! テレビ局の前に積雪!? いいアングルに使われそう♪」

 そんな下らない事を考えていた紅p。

 その行く手を阻むように道が渋滞していたのである。

紅p 「…何故に?」

 あと少しで女子の家に到着するのに車が中々動かない…。

 事故でもあったのかと思いつつも、紅pを乗せた車は女子の家へ一歩ずつ進行して行った。

紅p 「おはよう!」

女子 「おはようございます!」

紅p 「何か道が凄く混んでたよ?」

女子 「うーん…。高速道路が通行止めなのかな?」

 ちなみに女子の家の前は大通りだ。

 なので、車どおりがかなり多い。

 そして、とある高速道路のインターからその大通りへと道が繋がっている。

 つまり、高速道路が通行止めになると、その道に色んな方面からの車が集まり大渋滞となるのだ!

紅p 「でも、目的地方面の道は全然空いてる♪」

女子 「…♪」

 そういう訳で目的地までは、すいすいと紅p達を乗せた車は進行して行ったのである。

 そして、目的地であるデパートの駐車場に車は停車した。

紅p 「…外、寒そう!」

女子 「雪、積もってましたしねぇ…」

紅p 「えっ? 積もってた?」

女子 「はい! 私、さっき雪遊びしてましたもん♪」

 楽しそうな女子はスマホの写真を見せてきた。

 すると、そこには優に5cmは超える積雪の上に女子の足が写っていたのだ。

紅p 「…本当だね」

女子 「えっ? 紅pの所は?」

紅p 「積雪0…」

女子 「…」

 そんな会話をしていると目的地のデパートの開店時間となった。

 なので紅p達は早速そのデパートの催事場まで足を進めたのである。

紅p 「おぉっ!? 今年はチョコの売り場は地下だけじゃないんだね!」

女子 「そうですよ♪」

 そうなのだ。

 毎年…と言うか、紅pが生まれてこのかた2月の聖なる日の催事場はデパ地下だけだったのだ。

 だが、今年は地上階にもあった。

 そして、紅p達はまずはデパ地下ではなくその地上階の方を見る事にした。

女子 「あっ! 紅p! あのタルトのお店がまたありますよ♪」

紅p 「本当だ! あの双子の天使のお店♡」

 すると、エスカレーターを登り切ったすぐ傍にその店はあった。

 その店はこの時期の催しにここ数年毎年のように来てくれる。

 そして、紅pは必ずその店の商品を購入しているのだ。

紅p 「にゃん! いつものもちゃんとある!」

女子 「紅p! 今年は花の形のフィナンシェがありますよ♪」

紅p 「にゃーーん♡」

女子 「…♡」

 こうして紅p達はその店に引っ掛かり、目的をすっかりと忘れてしまったのだった…。

ー*ー

 とまあ、『Xでー』の序章とでも言うべきお話でした!

 寒かったけれど、お客さんが少なくって良かった♪

 …『わい田』のあれを買いに行ったはずにゃんだけどなぁ(汗)

 ここまでお付き合いしてくださり、ありがとうございました!

 ちなみに何故道が混んでいたのかと言いますと、

な、何と!女子さんの家の前の大通りが凍結していたからだったそうです!?

 しかもお昼頃までそんな情報があった…。

 そして、女子さんはその道を通って出勤する…。

 …明日、大丈夫かしらね?

 次の更新でまたお会い出来ればと思います☆

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