私と契約して魔法少女になってよ
~前回のあらすじ~
私、佐藤璃々!目が覚めたら知らないベッドにいたんだ。そしたらなんとここは喫茶店の奥の部屋らしくてミサ、ファイ、ムタ、そしてこの喫茶店の店長のウォタに会ったんだ。するとどこからかなぞの警報が鳴って…
ーて、私、いったいどうなっちゃうの~???
この部屋にどこからか聞こえる警報の音が鳴り響いた。私は驚き、他のみんなは気を引き締めたような表情になっていた。
「ミサが出動してほかの2人で喫茶店経営」
ウォタさんは言った。
「はい!」
他のみんなは返事をし、部屋を出て行った。…ていうか2人で経営??きつくないか??
するとウォタさんはこちらを見て、手招きをした。この場所にいたら邪魔なのだろうかと思いウォタさんについていくことにした。
ついていくと物が錯乱している部屋についた。ちなみに喫茶店は二階建てらしく、1階には喫茶店、2階にはこのいまいる部屋と生活スペースがあるようだ。今いる部屋の真ん中に机があり、その上にパソコンのモニターが置いてある。そのモニターの前にウォタさんは来て笑顔で言った
「こっち来て。」
モニターを見てみるとカッターシャツの後ろに羽が生えていてこげ茶で長髪の女性が黒い人の方をした影のようなもの戦っている映像が流れていた。
「これミサなんだよね。変身したから少し変わっているけど…」
急にファンタジーの世界になった。変身て、魔法少女かよ。
「魔法少女なんだよね、私たち」
「え?」
少し思考が停止した。魔法少女という存在はこの現代には存在しないはずだ。しかし、モニター越しに見える破壊されている町の跡、人々から聞こえる悲鳴の数々。…いやもしかしたらこの映像は映画かもしれない。フィクションかもしれない。その可能性を信じ、ウォタさんに言った。
「いや、、これ撮影ですよね?こんなファンタジーなこと現実に起こるわけがないでしょ。」
ウォタさんを見ると目が黒かった。光がなかった。息ができなかった。怖い。それは一瞬の出来事だった。気が付くと目に光が戻っていた。
「現実だよ、あ、もう倒し終わったみたいだからもう少しでミサ帰ってくるよ。」
ウォタさんが言った瞬間モニターを見ると確かに倒し終わったようだった。人の形をした影が消え、一人の女子高校生っぽい人がそこに座っていた。ミサはそこに座り、その人に話しかけていた。
少しして話し合いが終わったようだ。ミサは立ち上がり姿を消した。女子高校生っぽい人は泣いているのがわかった。
「おつかれぇ~」
ウォタさんが言った。後ろを振り返るとミサさんがいた。
「お疲れっす。」
涼しげな顔をしてミサさんは言った。変身した姿で。
リリはいまだに信じられなかった。でもそのことを聞くのは怖かった。すると、ミサさんが私がここにいることに気づいた。
「なんで君ここにいるの?」
ミサは深刻な顔をして言った。
「私が呼んだんだよ」
ウォタさんはリリに手を差し出して言った。
「あなたには魔法少女の才能がある。君は選ばれたものなんだ。そしてこれは命令だ。」
ウォタさんは息を吸っていった。
「私と契約して魔法少女になってよ」