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願望の国  作者: きのこ派
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決意(2話)

翌日

あぁ…くそ…結局契約書を捨てれなかった。なんだよパラレルワールドって。ていうか、そんな話が現実にあるのか?いや、あるはずがない。ただのいたずらにすぎない。どうせあいつも俺をからかっているんだろう。腹が立つ。

「あ、キモいのが来やがったwww」

「ほんとだww何で来るんだよwww」

自分の席に行くと机に落書きが書かれている。水性で書かれているため水に濡れた雑巾ですぐに取れる。毎日これの繰り返し。呆れる。先生に相談しても俺だからか塩対応。一度不登校になった事があったが、家庭訪問に来ても、俺が欲する対応をしてくれなかった。生きている意味を問い続ける毎日。生き地獄だ。

「じゃん負け伊藤に話しかけようぜwww」

「はw?負けたら終わりじゃんwww」

「それなwww」

「だからこそ良いんだよwww」

何故あいつらは笑っているのか。人間性を問いたい。

「はぁ?俺かよ…!」

「行けよwww」

駆け寄ってくる。

「おい伊藤w?お前もう学校来なくていいぜw」

「しぬwwwwwww」

死ねば良いのに。

「見てこいつバカ睨んでくるwww」

「キッショwwwwww」

あぁ…こんな事なら、早く契約書に書けば良かった。もしかすると奇跡が起きていたのかもしれないのに。放課後になると、俺は全速力で帰った。

叶ってほしい事の欄に俺は「俺を見下してる全員を見返す。」と書き、氏名を書いた。

「一生本物の人と会えない…?どうでもいい!」

どうでも良かった。俺には友達もいないし、家族と離れるのは悲しいが、絶賛喧嘩中だ。それに、あっちの世界で慣れれば良い。こっちの世界のことなんて忘れればいいんだ…!そういえば、指定の場所に来いとか言われてたよな?〇〇県□□市△△町150‐5。遠くはない。俺はバスに乗ってその場所へと向かった。見た目はただの古いお店のような場所だった。中に入ると、昨日の黒尽くめの男が待っていた。

「やはり、来てくれると思っていました。」

「どうすれば叶えられるんですか?」

「まあ、そう焦らないで、地下室に来てください。」

中に入ると、何か大きな球体があった。

なんか、意図してないけどこんな小説あった気がする…二番煎じにならないようにします。あと、いじめのシーン書いてたら、なんか作者の僕がいじめられてるって勘違いされそうって思ったので断言します。いじめられたことはありません。ほんとに。

この物語はフィクションであり、実際の人物、団体には一切関係ありありません。

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