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兄弟喧嘩

うろ覚えの親族の話し


昔の話し過ぎて、うろ覚えなので嘘入ってるかも知れないです。


いとこの話し、正月に親族が集まり、鍋物を楽しく食べ終わり、お年玉をもらった子供たちはゲームをしたり、大人はお酒を飲みつつ話を楽しんでいたなか、私より少し年上のいとこ兄弟が喧嘩を始めた。


いつもは、どちらかと言うと物静かな兄とムードメーカのお調子者弟が声を張ってお互いの悪い所を言い合う、喧嘩の発端は分からない。


他の子供達は、何だ何だと手を止め、彼らを見つめる。

大人たちも様子を見に部屋に来た、その時彼らの母親がひょっこりと顔を除かせたとき、大きく息をすい

「お前の母さん出べそ~」

弟が言う。


おい、お前ら兄弟や、お兄のおかんはお前のおかんや。


兄もおもむろに、

「いやいやい、お前のおかんのがヤバイやろ。ヒョウ柄のタイツは無いわ」

「いやいや、お前のおかんのがヤバイて、食後におならして、ごめんくさぁーって言うねん、臭いと、かけてんねん、面白んなさ突き抜けてるやん」

その後も、いやいやお前のおかんの~が続いてゆく。

かなり早口、たまに兄弟は思わず笑ってたりする。母親へのささいな文句が喧嘩を装い並べ立てられる。


あいつら、賢いな!ここでやることにより世間体を人質にテロをぶちあげよった!


ちらっと、叔母を見たら、何と笑ってた!が、目が目が怖い。逃げて兄ちゃん達逃げてー


他の大人は、むせてる。笑ったら悪いけど、耐えられないんだろう。


兄弟は言えるだけ言うたろと言う雰囲気でバンバンネタをぶちまける。ほとんど忘れたけど、ごめんくさぁとヒョウ柄は覚えてる

。普段会うときはこぎれいな母の妹がヒョウ柄着んねやと、思った。

叔母はガシッと兄弟の頭を掴んで。

「喧嘩やめな」

と笑顔なのに地獄から来たような声で止めた

「ちゃうねん、こいつが悪いんや」

「兄ちゃんがいかんのやろ」

あくまでも兄弟喧嘩を装い、母親に喧嘩を売ってない体をよそおう、彼ら。

「お前らの気持ちは分かった、言いたい事は帰ってから聞く、大丈夫、私はちゃんと覚えて置けるからな。今はそれ、やめい」


あー、親族を盾にうやむやにする作戦失敗してるやん、あいつら、哀れやなぁ。てか、アホやな。


私のみならず、親族もアホ疑惑がある。

そんな、彼らも今は良いオッサンだ。

読んでくれてありがとです。

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