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MooN SkY

作者: Three PEACE

最後までよんでください

〜♪〜♪〜♪〜♪

携帯の音で目が覚めた。

携帯を見た。


2×××年

5月15日 晴れ


海&空 お付き記念日!!!ずっとずっとラブラブ。


オレはずっと空の事が大好きだったよ、ごめんな守れなくて、ごめんな助けてやれなくて、ごめんな頼りなくて、ごめんな弱くて…………


7年前……


「赤月 海、お前、退学も考えとけよ」

「……」

廊下に自分の上靴の音が響く、誰もいない廊下をぼくはひとりで歩いていた、なにやってんだろ、退学かぁ……

ぼくは空を見たとても広い空をずっと見た。

屋上で寝よ、



屋上で見る空はとてもキレイだった、雲のない空にうすく月が見える、その月はかくれることなく日がくれるまで、ずっとぼくを見ていてくれる。空がかがやいて月を助けてくれる、夜になると月がかがやいて空を助けてくれる、月も空もぼくを見ていてくれる、そんな空と月が大好きだ………


「退学かぁ……くそ!」


ぼくは、初めてケンカをした初めて人を殴った、でも後悔はしてないどんなに小さい命でもぼくは、その命を守ったのだから。それで退学でも別にいぃ……


「暴力やろう!!」

女の声が聞こえた、

「お前、よく勝てたなぁ、あの3人組に。学校で1番強いのに」


「なんや!いきなり出てきて」


「あのさ、何を守りよったん?」


「……何も守ってない!ぼくにかかわるな!」


そのままぼくは、その場から逃げた。




ぼくは誰もいない廊下を走った、ぼくはこけたそのまま何分か誰もいない廊下で寝た、


気ずけばもう夜だった、なぜかとなりに女の子が寝ていた。

ぼくは、屋上に行った。


月がかがやいていた、とてもキレイだずっとぼくを見ていてくれる。それだけで良かった、それだけで安心出来た。




「赤月 海!!」

ぼくは振り向いた、

「何やっとるん」


「また、お前かよ、」

振り向くと夕方会ってさっき隣で寝ていた女の子がいた

「なにそれ〜」


「なんで、オレにつきまとう、」


「許せないからかなぁ〜、あんたあんなちっぽけな鳥守るためにケンカしたんでしょ、」


「………っち、ちげぇよ!」


「まぁどうでもいいけど、私には関係ないから」


それを言ってその女の子はどっかに行った。



次の朝……

先生から言われた、二週間の停学処分。

ぼくは嬉しかった。

先生から言われた、

「女の子がお前を助けた」

ぼくはそいつの居場所を聞き出してそいつのところにむかった。


あの女の子だった……

ぼくはめちゃくちゃ感謝しているのに強がって、


「よけいなことすんな、ばーか」


と言ってしまった。

彼女は、何も言わなかった。

二週間後、学校に行くとみんなから………イジメをうけた、上靴を隠されたり、教科書を破られたり、トイレに閉じ込められたり、ぼくはそれでもたえた…イジメに負けたくなかった。

すると女の子がぼくのほうに来て言った。あの時の女の子だった、


「行くぞ、屋上、」


屋上で、女の子が言った…

「あたしが、あんたを守ってやるよ、あんたはデッカイ海なら、あたしはそれ以上にデッカイ空だ、だからあたしが守ってあげる、」


「……っは!意味わかんねぇ。……でも、頼む。」


ぼくの仲間になってくれてありがとう。


次の日イジメられてるぼくを助けてくれた。毎日助けてくれた。しだいにイジメがなくなった、すると空が


「あんたは、キモいからかっこよくしてあげる。」


っと言われた。

その日理容院に行って、髪を切り、ピアスをつけて、靴を変えた。

次の日……

学校で、みんなオレを見ていた、そこに空が来て、みんなあんたの事かっこいいって言ってるよ、と言われた。

嬉しかった。二週間がたってぼくは隣の組の宮木海里と言う女の子に告白された、ぼくは空に相談をした、空は


「自分の好きにしたら、」


ぼくはムカついた、ぼくは止めて欲しかった、ぼくは空が好きだった。

ぼくはやけくそになり宮木と付き合うことにした、とてもいい子だった、空の事を忘れるぐらい海里の事を好きになった。


付き合って半年がすぎるとき、オレはある事に気づいた。



……海里はもう、オレの事好きじゃなかった。







海里がオレに言ってきた


「…別れたい」


オレはすぐわかったと言った、オレは泣いた、オレは本気であいつの事が好きだったから、そこに空がやって来て言った


「何やってんだよ、ばーか」

ぼくは何も言わなかった、すると空が言った


「泣くな、あいつじゃなくてもいいじゃん、あいつじゃなくても…………………………あたしでいいじゃん………」


オレは、まさかと思いこんな事を言ってしまった、


「ばーか、こんな時に可愛くなったっておせーよ、オレはいつでも可愛くないとやだ、お前みたいに男みたいなのは、お断り(笑)(笑)」


空が言った、


「海!大好きうちがあんたを守ってやる」


「わかったよ」


「携帯かして、今日何日だっけ」


「5月15日だけど、何やってんだよ」


「内緒〜〜〜」


そしてオレは空と付き合いはじめた。

楽しい毎日だった、映画を見に行ったりもした

付き合って、一年がすぎてオレは、働きはじめた。

高校を卒業してオレは車の整備士になった、給料はなかなか良かった、

オレは、空と一緒に暮らしている、それから何年かたってオレと空は結婚する事になった。

そして空のお腹の中にはオレの子供がいる、オレは空も生まれてくる子供も守る決意は出来ていた、3ヶ月がたってオレは空に婚姻届をわたした、


「オレと結婚してくれ!」

空は、

「はい」


オレは嬉しかった、

でも大変な事がおきた、空が…………いなくなった。

空がいなくなった、オレの前から姿をけした。

オレは探し歩いた、オレは走りまくった、でも見つからなかった、毎日、毎日、探したが見つからなかった5ヶ月がたったぐらいに一本の電話がはいった、


「すぐ、病院に来てください」


オレは、病院にむかった、病院につくと先生に言われた、


「田中 月さん亡くなりました」


すると、子供を渡された、空の子供だったとても元気が良かった、看護婦さんに手紙をわたされた。




海へ


ごめんね、

ごめん勝手な事して、あたし病院で子供を生むと死ぬって言われたの、だから子供を生むのをあきらめなさいって言われた、あたし泣いた、泣きまくっちゃった、いやだった、悲しかった、悔しかった。

だけど子供元気なのに、あたしのせいで死なせたくないって思ったの、だからあたし子供を生むってきめた、怒ってるよね、ごめんね、どうしても海には言えなかった、言いたくなかった、ごめん、元気で育ててよ任せたよ!!!


あと、あたし本当の名前、田中 月だから、今まで黙っててごめんね、あたし海の空になれたかな???あたしはずっと海のデッカイ空だから。


この手紙と一緒に婚姻届もはいっていた、もうだせない婚姻届がはいっていた。






空、子供の名前な空にしたよ、空の子供、オレのデッカイ空になってくれそうだから。



「パパ〜!!!」







オレのたから物は、


月、空、


オレは、


月、空、が大好き


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