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超短編

ジャングルジム。

作者: しおん



ジャングルジム。






それは子供にとって、大きな山であり、制覇すべき巨壁である。


小さな手足を上手に使って、バランスよく高みを目指す。そしてやっとの思いで手に入れた頂の景色に、達成感と高揚感を覚える。


もっともっと高く、もっともっと速く。

時には友達と競い合って、てっぺんを目指す。


おかあさんのあたまよりも、おとうさんのあたまよりも、ぼくはたかくにいる。


胸の奥にしまった遠い日々の思い出に浸りながら、僕の頭上で頂を制覇した息子を眺める。


キラキラした瞳で高くなった視界を楽しむその姿は、きっと昔の僕自身だ。





読んでくださりありがとうございます。


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― 新着の感想 ―
[一言] ジャングルジムを題材にするとは盲点でした。昔ジャングルジムに登れなかった事を思い出して懐かしい気持ちになりました!
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