EP:15-Magic in kiss for you. 〜①〜
15話。
ソニアに芝居の練習相手を頼まれたブレード。
それが恋人役としデートする事であり…?
本作品はフィクションであり、実在する人物・組織・団体とは何の関係もございません。
表紙です↓
https://twitter.com/poh_YmikuIMZVQ/status/1389614256757170177?s=19
A・S内にある大きなショッピングモールにて。
「おい、歩き辛いなら無理すんなよ。」
「ここ...」
「コケコッコー?」
「こここれは訓練ですから!!」
ボケに返す余裕も無いらしい。
「ソニア、顔真っ赤ー。」
アニマの言う通りであり、更に目も回している。
どうしてこうなったのか、それは昨日に遡る。
偶にモニター通話で長電話をするブレードとソニアだが。
その話題で、今度スサノオとして普通のラブロマンスのヒロインの少女役を頼まれてしまったと来た。
仮面をしながらでも、それを気にさせない演技力が彼女の持ち味であるのだが。
今回の様にピュアな恋愛模様のメインは初めての様でいまいちどう身構えれば良いか把握できないらしい。
しかし、そんな感覚を掴むには...
デートはどうだろうかと進言してみた。
いや、それくらいならいつもやっている事ではあるのだが、恋人らしさを意識してみるとか如何だろうと言ってみると。
意外にも乗り気で、早速翌朝に集合を考える。
しかし、モニター越しにブレードの後ろに映るアニマの姿が気になったのか。
アニマも一緒にどうだとソニアの発言。
アニマを交えてブレードとソニアは擬似カップルを装いながらのデートとなった。
が。
「だ、だってブレードさん良い匂いしますし良い身体してますしッ」
「お前の方が良い匂いするわ、こっちは香水な...それとある意味お前はめちゃくちゃ良い身体をしている。」
なんてセクハラがロクに耳に入らない程度には緊張しまくっている。
先が思いやられると頭を抑えるブレードだった。
彼女が初心すぎる分、自分からリードしてやらねば。
これは彼女の特訓なのだから。
とりあえず。
「行くぞ、先ずは映画だろ。」
「は、はいぃ...」
「今日だけだが、俺とお前は恋人だプリンセス、OK?」
「お、おーけいです...」
「なら頭で唱えろ、今デートしてんのはお前であってお前じゃねぇ。」
「そ、そうですね!これは訓練...これは訓練...」
そこから半分程して。
「よし、行きましょう!」
「持ち直したな。」
さて、今回観れる映画は...
ガッチガチのホラーだった。
アニマはどうしたって?
実年齢20歳だと誤魔化した、無理矢理。※
※絶対に真似しないでください。
ホラーなど一緒に見慣れてるので全然動じなかった。
ブレードもよく見るのでそんなに。
「うぅ...」
この娘ぐらいである、動じてガチガチになってるのは。
わかってはいたが、ホラーがダメらしい。
「苦手なら無理するなよ...」
「ご、ごめんなさい...」
怯え切ってるようでブレードにしがみつく様に組み付いてる。
羞恥心より恐怖心が勝っていて暫くこのままだろう。
まぁ、これもこれで恋人の形なのだろうか。
...何故ソニアでなく自分が理解らなければならないのか。
まぁ、一日は長い...ゆっくりと彼女に教えていこう。
...正直、人を本気で好きになる感覚など自分も知らんが。
メアリーと付き合っていた時もお互いに遊びだったし。
精々、教えられるのはジャパニメーションやギャルゲー、ラノベにコミックと言ったサブカル知識のみだが。
まぁ、実践あるのみだ。
とりあえず怯え切っている彼女を落ち着かせる為に、ファンシーショップへ。
可愛いぬいぐるみにクッション。
アクセサリーに文房具。
ティーンズの女子が好みそうなファンシーグッズがたっぷり。
ソニアも女の子、可愛いモノには普通に目が無い。
ブレードも理解が無い訳では無いので、共に楽しく巡る。
ぬいぐるみを眺めたり。
アニマに別の動物の被り物を被せたり。
ヒョウ柄の布が重なった黒の腰布をブレードに巻いたり。
「似合ってますね。」
「...いいな、これ。」
中々気に入ったので、購入確定。
「買うんですか?」
「あぁ、せっかくお前が選んでくれたし、気に入ったんでな。」
帰ってから防水・防塵・耐火・強度を強固にアップさせる。
「それに、動物柄が入ればアニマとも少しお揃いだしな。」
「おー、お揃い!」
嬉しそうに声を上げるアニマ。
そんな彼女の背丈に合わせる様に手を伸ばして、ハイタッチ。
その様子はまるで年の離れた兄妹の様。
見てると自分も暖かな気持ちになれる。
そう感じるソニアは、いつの間にか手にしていた虎のぬいぐるみをギュっと抱きしめる。
そんな彼女を見て、ブレードもアニマも固まる。
どうしたのかと怪訝に感じるソニアだが、自分の胸元には抱きしめられた虎ちゃん。
あっという間に顔も真っ赤になる訳で。
そんな彼女から優しくひったくる様に虎ちゃんを取り。
レジにて購入。
余りにも動作が流れる様に自然だったので、何かリアクションを取る事も無く。
そんな彼女に元に戻す様に胸元に虎ちゃんを収めるブレード。
「様になってたし、今日のデートの記念って言えばデートっぽいか?」
「ッ...ありがとう...ございます...。」
嬉しそうに赤面しながら、愛おしそうに虎ちゃんを抱きしめるソニア。
それを面と向かって見つめるブレード。
微笑みあって。
正に、恋人の様な絵図だった。
それを見てるのは、アニマだけ。
ワシもおっぱい大きなJKとでーとしt




