EP:10-Shout it's name. 〜④〜
戦隊といえばロボ。
それも合体ロボ。
けど私はバイクアクションのヒーローも好きやねん。
最近テレビで乗らないというかほぼ乗れないけど。
どうするかと考え出した時、一を始め、ヴォーレンジャーのメンバーが立ち上がる。
「行くぞ皆!!」
『おう!!』
そう言えばそうだとブレードは思い出した。
ヴォーレンジャーの特徴の一つ、それは。
『サモンビークル!!』
それぞれバッジ型端末を取り出して掲げる。
すると、窓の外に。
赤色のスーパーカー型ビークル【レッドスピーダー】。
青色の小型飛行機型ビークル【ブルージェッター】。
緑色のヘリコプター型ビークル【グリーンジャイロ】。
黄色のトラック型ビークル【イエローグラップラー】。
ピンク色のサイドカー型ビークル【ピンクコンボ】。
窓から飛び降りた5人は難なく搭乗。
そのままビークル全てが宙を舞い。
ジャイロは顔と背を作り。
ジェッターは胸部と二の腕までを作り。
スピーダーは胴と足の股関節を作り。
グラップラーは分離し、脚部と腕を作り。
コンボは二つに割れ、足を作り。
合体。
無骨ながらもどこか輝きを放つカラフルな機動外殻。
『完成!ヴォーカイザーV!!』
内部の運転席は重なり合同コクピットなる。
[食らえぇ!!]
ヴォーカイザーVは踏み込み、右拳掌底を繰り出す。
[ホイールフィストぉ!!]
次に左拳に取り付けられた車輪を回転させ、叩きつける。
[よし、ぐぅっ!?]
敵は反撃と言わんばかりに突進、対応できずにまともに食らってしまうが、受け身を取り。
飛び蹴りを繰り出し、胴にクリーンヒット。
再度受け身を取り、今度は剣を召喚。
プロペラブレード...ヘリのプロペラを変形させた物だ。
走りながら一閃、怯んだその瞬間。
[とどめだ!!]
[[おう!!]]
メンバーは腰元の端末にタッチ。
プロペラブレードの刃がメンバーそれぞれの色を纏めて纏う。
再度走り出し、剛力一閃。
[[ヴィクトリースパーク!!]]
その一閃の光は袈裟に斬り込んで敵ギガントを瞬く間に爆散させた。
ヴォーカイザーVの勝利だ。
爆炎をバックに、ヴォーカイザーVは剣を収めた。
が、その爆炎の中から飛び出す物が。
あのコクピットブロック...を、変形させたミニカーだ。
[しまった!!]
このままでは逃げられる。
「アニマ、ソニアと一緒にいろ!!」
「了解だぞー!」
その中、ブレードは追いかける様に走る。
インカムに全力シャウト。
「スティイイイイヴ!!」
[向かわせているさ!!]
その交信直後にブレードの目の前に現れたのは愛車のバイク。
紅と黒の入り混じったガンメタルカラーの超大型モンスターアメリカン。
飛び乗って追いかける。
敵はハイウェイに向かって逃げ出すがこちらもフルスロットル。
並び走る車やトラックを避けて逃走を図る下手人だが、ブレードは難なく追走。
撃って来た...レーザー弾だ。
が、弾くなり躱すなり効果は無い。
ここで暴れては巻き込み被害が出る。
「死ねぇクソがぁあ!!」
が、彼には知った事では無いのでインペリアルを召喚し斬りかかる。
いや、被害が出ない様に考えてはいるが。
「甘い!!」
右腕に何か仕込んでいるのか、何とか受け止める。
そのまま腕から爆風を呼び寄せて来た。
「炎の魔石仕込んでやがる。」
距離を取るが、そのまま火の玉を連続で飛ばしてくる。
が、やられっぱなしではない。
火の玉が目前に迫った刹那、吸収弾をぶち当てる。
霧散し、弾に吸収され。
その弾を引力で手のひらに。
エンドブロウダーの隅に備えてあるソケットに弾丸【焔】を刺し込み。
そしてタッチ。
【Flame - Finishing Rider mode - Activity.】
バイクが巨大な炎に包まれる。
突貫炎必殺。
「灼炎剛龍弾!!」
バイクごと敵を貫き、爆散。
その中、ちゃんと下手人を抱えながら離脱する。
「ヒーローの代役なんざ...性に合わねぇな。」
殺さないのはヴォーレンジャーのメンバーの為。
それと、"売人"との繋がりを問い詰めなければ。
あの機動外殻も、先程の"炎"も違法A.Wだ。
警察に"協力"してもらいながらじっくりと聞くとしよう。
to be continued...
今回はここまでとなります。
読んでくださってありがとうございました!
次回は月曜日!




