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EP:10-Shout it's name. 〜③〜

雑談は続く。

が、内容が内容なので所々反応する2人。


埒が開かないので、話題変更...ソニアが。

「そういえば、皆さんは憧れとかいますか?」

無理矢理だが、その意図を組んだヴィノンが。

「俺は陸軍元帥閣下かな、あの人ってば若い頃かなりの遊び人だったらしいじゃない?」

「今でも女性店員のケツ撫でては補佐に半殺しにされるスケベジジイだぞ。」

「マジで?何でんな事知ってんの?」

「関係者なんで...そんだけしか言えねぇな。」

まさか義息とは言えまい、目立ちすぎる。

次はマセムが。

「僕は舞台関係で...スサノオかな?」

「ぴぃっ!?」

「え、どうしたのヴィネットさん。」

「か、関係者なので...」

「こいつはスサノオのお付きだ。」

「本当かい、機会があったら共演したいなぁ...」

「歌舞伎に関しては勉強中だそうなので...機会がございましたら。」

「楽しみだ...カノン、君は?」

「特にいないわ、パス。」

つれない。

滞りを無くす為に次は功が。

「僕はヴィネット空軍元帥閣下だ...あの人の厳格な正義感には憧れる...ん?」

「どうしたよ眼鏡マン。」

「メガッ...コホン、そういえばヴィネットさんって元帥閣下と苗字が同じ...」

「苗字が重なるなんぞよくあるだろ、なぁソニア?」

「は、はいぃ...」

実母です。

なんて目立つ上に質問攻めに遭いそうで怖くて言えず。

さて、最後は一。

「俺は人じゃない...いや、人でもあるんだろうけど。」

「謎々か?」

「いや...昔さ。」




今より5年前程、この高天ヶ原にて機動外殻型A.Wが暴れ出す事件があった。

無差別に街を破壊し、一の目の前にまで迫って来た。

もうダメだと諦めたその時。

空から自分と機動外殻を裂く様に何かが降って来た。

それは巨人。

黄金色の騎士鎧を身に纏いし巨人が自分を護る様に機動外殻と対峙していた。

決して圧倒的ではなかったが。

その機動外殻を巨大な大剣で斬り伏せたのだ。

その後、消失する様にどこかに消えてしまった。






「あの黄金の巨人は私のヒーローであり、原点なんだ。」

「あぁ...あの時噂になった金の機動外殻か。」

かなり有名な話。

特にこの高天ヶ原では伝説扱いされている。

未だに正体不明であり、あの後出て来たという話も無い。

ちなみに先程いた玩具店でもその金の機動外殻のフィギュアを取り扱っている。

何でも、当時を写真や動画、模写で記録された媒体を集めに集めて製作されたのだとか。

「私も映像ですが見ました!かっこいいですよね!!」

実はソニアもその金の機動外殻が大好きであり、フィギュアも入手済み。

「ほら、これその機動外殻のフィギュアです!!」

「うわぁ、しかも限定版じゃないか!!」

なんて、2人で話が弾みそうな時だった。

地響き。

今度は何だろうかとやれやれ感情のままインカムON。

窓の外を見ると、茶の毛を身体中に纏ったゴリラ型の機動外殻が暴れている。

所々にメタリックな機械部分がはみ出ている上に、背中からはコクピットブロックがくっきり出ている。

車輪が見えている...用途は脱出脱兎用か。

よりによって機動外殻の話をしてたら。


黄金色の騎士鎧を身に纏った機動外殻、はいここ重要ですからね、テストに出ますからね!!

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