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EP:05-Blow away everything. 〜①〜

第5話。

フェミニアン編もクライマックス。

今作品に出てくる科学法則等は大変マンガご都合主義になっている事をご了承下さい。


フィクションだから!ね!


表紙です↓

https://twitter.com/poh_YmikuIMZVQ/status/1381455804490899457?s=19


フェミニアンアジトの校舎内。


「ぐぉっ!?」

ブレード、出だしから壁に叩きつけられる。

彼にしては珍しく苦戦気だ。

「やれやれ、伊達じゃねぇなぁ...そのパワードスーツ。」

彼の目前に見えるのは正に、RPG等で出てくる様なゴーレム。

...を模したパワードスーツ。

「勘弁しろよ、俺はもうちと楽なもんだと思ったのに。」

「捻り潰してやる!!」

「ハッ、そいつは困る。」

即座に立ち上がってローグを数発発砲。

が、全く効いた様子が無い。

多少凹んでも直ぐに修復されていく。

人体に当てれば普通は吹き飛ばす程の威力があるのに、これでは豆鉄砲だ。

インペリアルも弾かれる可能性が高い。

必殺技を放とうにもあれ相手には何発放てばいいかわからない。

パワードスーツタイプ型A・W...防御型(ディフェンドタイプ)

名前通り、防御を重視した型で修復機能もある。

尤も、これも違法製造だろうが。

「どうしたもんかね。」

「大人しく死になさい!!」

「ちと呟いただけだってのに地獄耳!!」

ローグ以上の威力を叩きだすには...

ブレードは炸裂手榴弾を3個程投げる。

そして撃ち抜く様にローグを発砲。

「そんなもの!!」

と、平然と迎え撃つが。

この炸裂手榴弾、ブレードのお手製であり...通常の5倍の火力に調整してある。

「ぬあぁっ!?」

予想外の威力だったようで、顔元に大穴が一つ空く。

「貴様ぁ...」

「風通しが良くなったな、その方がマシに見えるぜ?」

しかし、その穴は塞がっていく。

修復機能は万全に働いている。

けれど精神的に効果はあるようで。

「もう沢山よ!!」

苛立ちの募ったアグリシアは手を翳す。

手元に募るのは(いかづち)...(かみなり)属性の魔石を装備している。

それも極大に込められている。

「やめときな、そんなもんを放ったらロクな事にならないぜ?」

「黙れ...はぁっ!!」

このまま放たれると面倒だ、修復の終えていない顔面にローグを撃ち込もうとするが。

予想よりそれは早く放たれた。

閃光が襲い掛かる。

「マジかよ!」

ブレードは急いで特殊な弾丸をシリンダーにセットし、発砲。

放たれた弾丸は雷の魔法を吸収していく。


だが。


「まだあるのよ!!」

「ああもう!!」

身体を粒子化した所で全体に広がる電流を躱し切れない。

だが...彼は慌てない。

不敵な笑みを浮かべながら腰元に手を伸ばす。

そんな彼を眩い閃光が飲み込んだ。

その光景を見て、アグリシアは勝利を確信した。


が。


「流石スティーヴ、適当な仕事はしねぇな。」

【Finishing Combat mode - Activity.】

声と電子音が返って来た時。

パワードスーツの頭部と、彼女の眼が斬り割かれた。

「ぐ...」

天疾走刃(ミルキードライヴァー)。」

彼の疾走斬撃にて。

「あああああ!!!」

遅れて彼女の絶叫が鳴り響く。

そして何故か、先程より再生が明らかに遅い。

体内の魔力が底を尽きかけているという事だ。

「言ったろ、ロクな事になんねぇって。」

背後を剥くと、にやけ面のブレード。

そして、彼が先程まで立っていた場所には昨日、悪ふざけで変身したヒーロー衣装が砕けて落ちている。

見た目と脆さに反して折り紙つきの使用者安全度を誇っていたそれがブレードを守ったのだ。

「貴様ぁああああ!!!」

胸元に穴が空き、ガトリングが飛び出してくる。

容赦なく発砲されるそれだが、ブレードは難なく躱し。

そのガトリングに向けて発砲。

吸い込まれる命中したそれはガトリングを大破させ、爆発を起こす。

焼け爛れたその箇所はもう修復しない。

顔の方も修復が止まっていて、眼下から上が直らない。

「形勢逆転だな...尤も、最初から意図通りだったが。」

「おのれおのれおのれぇ!!...うッ!?」

突然、何かが詰まったように苦し気な表情を浮かべ、崩れ落ちる。

否、詰まったのではなく来ない...というより薄いのだ。


空気が。


「スーツの中は快適だっただろうが、外ではこの通り。」

無論、彼の策略だ。

煽って暴れさせて疲れさせて魔力も消費させた上でスーツの再生能力も封じる。

その上で丁度いいタイミング時に頭部を破壊し、酸素の薄くなったこの部屋に気づかせて精神的な余裕を削る。

「きさ...ま...何故...」

「平気かって?世界に愛されているからかな。」

彼の能力だからである。

星属性の能力で彼は生身でも肺活は必要なく、宇宙空間に出られる。

寒さは緩和できないが...さておき。

彼女の装着しているスーツには緊急魔法障壁が搭載されている。

欠損程度には働かないが、死に繋がる攻撃なら発動する。

ならば、それを超えた威力で即死に繋がる攻撃を繰り出せばいい。

ブレードはある塊を3つ投げ、ローグで撃ち抜く。

更にその中に小袋を投げつけた。

そこからが本番だ。

魔力を足に、身体を粒子化させながらこの場を緊急離脱する。


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