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森のキャラバン  作者: 森のキャラバン
30/53

今の状態って聖書の中の予言ってこと?

そう言えば、田園調布のご夫人や、みくにのおばさん元気かなぁ?

突然、思い出したので、連絡をとってみたら…。

炎天下、よくミミズの日干しに遭遇する。

カラカラに乾燥して、

大勢の蟻さんにたかられている。


絶対、ミミズは、自らの意志で

湿った土の中から這い出て

コンクリートの上や、道路まで来て、

カラカラになって死ぬ。

蟻さんの貴重な蛋白源だ。


私の想像では、

ミミズが自分の寿命を感じ取り

炎天下で日干しになって

運び易いように軽くなって

誰かの餌になろうとしている。


安楽な土の中で死んでも

土の肥やしになるだけだから。


そうでなきゃ、何のために

安楽な土から抜け出る必要があるのか?

生きているうちは、土を改良し

死んでも、一番役に立てるように…。


自然の摂理ってすごい!!

52

グッドウィルの、派遣業務が廃業になった。

労働者の明日をも知れない、生活から搾り取ったピンハネ三十%で、あんな豪華な成金趣味の社長室を作ったのだ。

一九九九年の法律の改正により、急成長を遂げた。“

儲けるのは、いい企業だからだ”とは、言い切れない。

しかし、生活難民には、この混乱のさ中、生き抜けることができるかどうかに掛かっている。

『生活の援助じゃなくて、自活できる水準』、『絵に描いた餅より、今日のキャッシュ』なのだ。

労働者たちは、この胸騒ぎのする重っ苦しさで、気が変になってしまわないように、自分を保っていると言える。

秋葉原のような事件は、いつでも起こりうる。


「僕たちに何ができるの?僕たちには、力がない」

そんな諦めから来ているからだと思う。バラバラになった人間との繋がりを取り戻すこと、それはアナログ的な発想が大切なんだ。

その点からすると、共同作業でする農業ほど人を親密にするアイテムはないんじゃないか?

人間の都合だけでなく、自然を相手にする、あれこれ世話をして、時期を待つことで、自然の恵みを、初めて手にすることができるのだ。

個人も企業も、国も、究極は、襟を正し、善を保てるかなのだと思う。そのためには…。


スンちゃんが覗いているのに気づいた、コウジはエンターを押して、送信した。

「それ、ブログに載せたんだ~」

「うん、まあね。何もなしよりは、いいかと思って」

「これから、日本丸は、どう進んで行くんでしょうか?」

「さあねえ~、ただ言えるのは、最後の審判進行中ってことで、でもそれをブログに出すのは、ちょっと控えるというか、世間にコテンパンにやっつけられそうで~」

「嫌がらせの書き込みにビビるってか?」

「あんまりにも信じられないからって、バッシングもあり得るよね? このネットの世界は」

「何か、頑張れって、外に向かってで叫びたいんだけどね~、根拠がねぇ」

「だよ、家にいるしかねぇねぇ~」

外は長雨になって、東北の地震の被害に追い討ちをかける状態になった。

何とはなしに、みんなが囲炉裏端に座になり、セッションのようになった。

雪ネェが、何か言いだけに、唸っていた。

「ちょっと、みくにのおばさんに、メールしてみよ! 聖書にあったのよね、ぴったりの言葉が、その…、♪負けないで~って、いう意味での」

雪ネェがメールをしている間に、成っちゃんが、何気に言った。


「最近、田園調布のご夫人から、突っ込みの書き込みある?」

初めて気がついた。


「そう言えば、ないね~」

「病気なのかな?」

大下さんの方を向いた。


「さあな、俺だって、一回しか会ったことは、ないんだ」

「どんな人なんですか?」

「細くて、白髪頭の品のある人だよ。和服を着ていたっけな」

「つまり、強烈な個性的な人?」

「何かやっていた人って感じかな。ずっと良妻賢母だったらしいけど、嘘だろうと思ったよ。

キャリアウーマンで通したオールドミスっぽいんだな、これが」

雪ネェが、コホンと咳払いをした。


「ありゃ~、」

大下さん、ちょっとまずかったかも知れない。


午後は、みんなが糠の袋で、床を磨いた。これでつやが出て、黒光りする。松野さんによると、昔の木造の小学校で、掃除の時間にこういう風にしたらしい。二三時間もすると、飽きてきて、コーヒーブレイクとなった。


「みくにのおばさんから、返事が来た!!」

「早いね~」


「読むわよ~

M市では、インディゴ・ブルーの白ヒゲのおじさんは、タスマニア産のそば粉で今度そば打ちをやるそうで、張り切っています。畑は相変わらず、野生動物にやられています。光介君は、独自の光の治療理論をブログで公開しています。あの若さで!!だって。


>最後の審判に向けて、人類の心がけで、聖書とかに、何かいい言葉ないでしょうか?


さて、その問いに、いい答えがありますよ!!

日本には、密かに神の意思を世に伝えるべく、役目を持った人間が存在しています。

みなさんも、努力して、ご自分の役割を見つけ、果たして下さい。


「大事なことを言っているのはわかる。でも、古い日本語って、分かりにくいな~、今の時代、日本に生まれて、ものすご~い幸運なのは、何度も聞いたけどね。

これで行くと、悪と悪の同士打ちさせて悪を滅ぼすみたいな、とにかく、最後に善が勝つんだね」


「聖書からの解説つきよ…。

尊いのは「滅びに至る広い道」を歩まず、狭い門、狭い道を通って永遠の命へ 達することです。何故なら、多くの人が途中で滅びに至る道へ消えていくからです。


同じようにスタートをしても残るもの、永遠の命を獲得するものは少ない: 明らかに聖書はそう主張しています。だから、試練に耐え、サバイバルし、 残るものが幸いなのです。


種まきのたとえでも全ての種が残り、永遠の命に達するとは語っているように は見えません。 逆に4つの種のうち、たった1つの種しか、実を結ばないことを明らかにこのたとえは 述べます。


他の種、道ばたや石地やいばらの地に落ちた種は脱落し、サバイバルせず、 試練、試験を通らず脱落したことを語るのです。 そして、尊いのは試練、試みを受け、なおかつ最後まで、残るものなのです。


「あなたがたは、わたしのおきてとわたしの定めを守りなさい。」と神がいう 時、その言葉は、よりによって、道徳的には最悪な民の真っ只中で語られ、 全く神の言葉など守らない民のど真ん中でそう命じられたことをよくよく理解すべきです。

                   

私はこれで行くと、世の中の荒れようが、納得できます。みんなが読めばいいのにね。  

                          みくにのおばさんより」


世の中がおかしい。

行き詰ってる社会。

何だか何かの終わり的な…。

何かが終わって、次が始まるのかな?

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