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 普通の学生なら縁も所縁もない場所、それが校長室だ。私は問題はあるかもしれないが、問題を起こして呼び出される生徒ではないはずだ。校長室にある来客用のソファーに目をやると腰を下ろしている女性がいる。どうもこの人が原因みたいだ。


「冴子さん、お久ぶりです」

「お久ぶり、麗華ちゃん。やっぱり麗華ちゃんはブロンドが似合うわね」

「あ、ありがとうごさいます。あの、今日はどうされたのですか?」

「今日は麗華ちゃんに会いに来たの」

「私にですか?」

「そうよ。前に言ったじゃない。今度、遊びに行きましょうって」

「今からですか?」


 冴子さんは、そうよとにっこり頷く。


「いや、もう直ぐ授業が始まるので流石に今からは……」

「もう、何言ってるの若いうちは色々やらないと駄目よ。ほら、若いうちは買ってでも苦労しろと言うじゃない」


 それはそうだけど、授業をサボれと言う意味ではないと思う。それに、保護者としてどうなんだ。


「何か心配事。校長にはちゃんと許可を貰っているから大丈夫よ」


 その時点で大丈夫じゃないよ。校長、許可出したら駄目じゃないか。


「そんな訳だから、さっさと遊びに行きましょう」


 どう言う訳だか知らないけど、私は冴子さんに引きずられて車に押し込められる。冴子さんが運転手に行き先を告げ、車はそのまま目的地まで直行した。楓と椿さんのサプライズ好きは、冴子さんの影響なのかもしれない。


 そして、着いた先はハイブランドのテナントが並ぶ通りだった。冴子さんはテンションアゲアゲのままに、何店舗も私を連れ回した。


 最低1店舗につき10着は、試着を強いられる。私が試着する度に、冴子さんはキャー可愛い!似合う!の連呼である。10着も試着をしていれば、店員に嫌な顔をされそうだが、そこは上得意様だけあって彼等も一緒になって騒いでいた。それが3店舗で計30着の試着とは流石にしんどい。


 私もこんな高い服を着れて悪い気はしないのだが、試着した服を何着か冴子さんが「それも、お願い」と店員に何かを頼んでいたのが気になる。


 店員は分かりましたと言って、ブランドのロゴが描かれた箱に丁寧に梱包していた。だけど、冴子さんは手に買ったものを持っていない。まさか、配送ですか?たぶんそれは、過去の前歴から私の服ですよね。私はそんな高い服着たくないし、貰っても困る。


 さて、どうやって断ろうか悩んでいると、冴子さんがショッピングはこれで終しまいと言いい、お茶して帰る事になった。


 入ったカフェは小洒落た感じで、コーヒー1杯1200円もするのに驚いた。周りを見渡すと客層はハイブランドで身を包んだセレブな女性達ばかりだ。


「今日はいろいろ付き合わせちゃったし、私が奢るね」と冴子さんがコーヒーを2つ注文する。注文したコーヒーはコンビニのコーヒーと違いが分かりません。本当に貧乏舌ですみません。


「麗華ちゃんは、学校生活で困った事はある?聞けば寮の部屋がかなり狭いとか」


 冴子さんは砂糖とミルクをかき混ぜながら話す。


「確かに他の部屋より狭いですが、別段困るほどではないですよ」

「そう、それならいいのだけど。麗華ちゃんはあまり人を頼らないから、もし何か不自由があったらおばさんの事沢山頼ってね」

「……分かりました」


 冴子さんは、私の返事を聞いて嬉しそうにしていたが唐突に話題を切り替えた。


「本当は、司くんの時も手助けしたかったのだけど、私達がそれを知ったのは終わった後だったから……。そうじゃないわね。私達大人がしっかり見ててあげないと本当はいけなかったのよね。こんな事になるなら梗華きょうかさんから相談を持ちかけられた時、司くんではなくてうちの楓を婚約者に強く押しておけば良かった……」


 梗華とは、麗華の母親だ。お母さんが、冴子さんに婚約の相談?楓も婚約者候補だったの?


「えっ⁉︎ それってどう言う意味ですか?」

「あ、いけない。これは内緒にしておかないといけない事だったわね。私の口からは言えないけど、皆んな貴方を心配しているの忘れないでね」


 煮えくらないまま、話を終わらせた冴子さんに分かりましたと頷き、私はコーヒーを飲み干した。冴子さんが私に掛けてくれた言葉は嬉しいし有難かった。だけど、その言葉は同時にジワジワと私の首を絞められている様で、息苦しさを感じていた。もう、いつまでも逃げている訳にはいかないのだと、私は今週末に前世を繋ぐあの場所へ行こうと決めた。





 天気予報では今日は一日中曇りらしい。あの場所へ行こうと決めたのはいいが、足取りは重く朝から準備はとっくに終わっているのだか、寮を出るのは昼過ぎとだいぶ遅くなってしまった。


 目的の場所は、電車を乗り継ぎバスでようやくつく様なだいぶ離れた場所にある。着いた時には、すっかり日が傾いてしまっていた。


 今いる世界は、前世とリンクしているものが多い。それは物であったり人であったり、ならば私がこの世界にいた痕跡もあるかもしれない。そう思いついたのは、もう何年も前の話だ。


 だけど、確認する勇気はなかった。もし前世を繋ぐものがなければ、また何時もの日常に戻るだけだ。だけど前世と繋がる何かがあれば、蛇窟麗華と前世の私には接点はないのだから、すくならからず転生したのだと認めざるを得ない。


 私は前世で毎年来ていた墓の前に立っている。前世の私の苗字が彫られ墓石。墓誌には、大好きだった祖父の後に私の名前が彫られてあった。命日は、蛇窟梗華が麗華を身ごもった日と同じ。


 ーーああ、やっぱり転生してしまったのだ。


 今までは、どこかで転生なんてありえない。これは長い夢で目が覚めたら、いつもの平凡で退屈な日常が訪れるだろう。なんて、安易な考えでいた。だから、私は浅はかで愚かな行動ばかりを繰り返してきた。どうせ、蛇窟麗華の人生で私の人生ではないのだからと……。


 天凰寺に優しい言葉を掛け、孤独じゃないと伝えた時だって本心からそう思ったからではない。だから、天凰寺には伝わらなかったし、私は簡単に諦めた。婚約破棄された時も、身代わりになろうが酷い罵りを受けようが、蛇窟麗華が言われただけで私には関係ないと人事だった。楓との再会後は、前世で自分がこう在りたいというキャラを演じた。


 私がして来た事は、全部嘘っぱちだ。あの時椿さんは、私が現実を生きていないと言いたかっのだろう。そんなの当たり前だ。乙女ゲームの世界に転生なんて、そんなふざけた事あってたまるか。私はただ覚めない夢を見ているだけだと、今までふわふわと生きて来た。


 でも、駄目だ。私の墓標がこれは現実だと伝えるのだ。これも、夢だと流したいのに魂がそれを許してくれないのだ。そんな、不思議な感覚と同時に私の中でどうしよもない後悔と罪悪感が溢れだす。


 冴子さんの言葉を思い出す。私はどれだけの人達に迷惑と心配を掛けたのだろうか。私は迷惑を掛けた人達の為に、どんな償いをして行けばいいのだろう。


 すっかり、日が沈み薄暗くなった道を歩いてバス停へ向かう。途中、雨に降られた。


「雨、降らないって言っていたのに……」


 私はそう言葉を零すと、自分が情け無くて悔しくて涙が溢れてしまった。


「麗華、大丈夫?」楓が傘もささず、数歩手間にいる。ああ、どうしてだろう。なんで、いいタイミングでいるのだろう。


 私は弱い人間だ。自分が悪いのに、私は誰かを頼らずにはいられない。私は楓の胸に飛び込むと泣きじゃくった。


 楓は大丈夫だよと言って、泣き続ける私の頭をそっと撫で続けてくれた。彼は雨が降り仕切る中、ずぶ濡れになってしまうのも気にせず私が泣き止むのを待ってくれた。


「もう、大丈夫。なんか、ごめんね」私がそう言って見上げると、優しいく笑う楓……天凰寺さん⁉︎


「麗華、少しあそこのバス停で雨宿りをしないか?」彼は私の腕を掴んでバス停まで向かった。


 天凰寺は濡れた髪をかきあげる。私はその仕草をぼんやり見ながら、乙女ゲームの設定を少しばかり憎んだ。暗くて雨が降っていて、頭の中がぐしゃぐしゃになっていたからと言って、やらかしてはいけない事をやらかしてしまった。なぜだか、私が蛇窟麗華だとバレているし終わった……。


「麗華、俺は君にずっと謝りたかった」

「ちょっと、待って。どうして私が麗華だと分ったの?」

「ああ、それは手の傷と楓の態度で分かったよ。君が捻挫をしたと知った時、真っ先に謝りたかったんだ。だけど、楓は会わせたがらないし、バスケの試合やサッカーの練習試合の時も背に隠していただろ。それでピンと来たんだ。楓は特定の女の子と仲良くしてはいなかったから、君ぐらいしかいないって」


 小中高と一貫してクラスが違ったから、楓とはあまり会話はしていないはずだと天凰寺にその事を伝えた。


「いや、昔から楓があれだけ話をしているのは麗華ぐらいだよ。あいつは女の子を寄せ付けようとしなかったから」


 楓は橘さんとは会話していたと思うが、たぶん話しかけるなオーラを出してもぐいぐい来られて面食らったのだろう。だから、橘さんが苦手なのか。


「君の手の傷、俺はずっとそれが忘れられなくてね。だから、血を見てしまうとどうしても気が動転してしまうんだ。本当はバスケの時に君を優先すべきだったのに……」


 幼い頃、楓と天凰寺の3人でうちの庭で遊んいた時、二人が探検と称して物置きに入った事があった。危ないからと注意したものの、言う事を聞かず遊びだした2人。私は何かあっては困ると一緒にいた。その時、天凰寺の不注意で立て掛けたものなどが倒れ、私は楓が下敷きになりそうになったのを庇って9針も縫う怪我をした。


「別に気にしていないから大丈夫だよ」と伝たえる。橘さんをお姫様抱っこした時、引いたけどそんな理由なら頷ける。


「だけど麗華、本当に謝りたかったのはクリスマスパーティーの事なんだ」


 私はドクンと心臓が高鳴る。


「いつも、君は俺の世話ばかりやいていたよね」


 あれは、婚約破棄イベント回避の為だからなどと言えず黙る。


「孤独じゃないとも言ってくれた。昔の俺は人を信じる事が出来ず耳を貸さなかった。だけど、小雪に出会って麗華の優しさに気づけたんだ。小雪は、麗華と同じように優しい言葉を掛けてくれてね」

「天凰寺、それは違うよ。私は橘さんみたいに、純粋な気持ちから来るものではなくて打算だらけの優しさだよ」

「そうだったとしても、君は家柄や俺の見た目に引かれってた訳ではないだろ。昔からの付き合いだから、それぐらい俺でも分かるよ。それにどんな目的があったにしろ、君が俺に好意を少なからず持っていたと思っているよ」


 私は天凰寺の言葉に黙って頷く。


「麗華が小雪を虐めている首謀者だと聞いた時、同じように優しい言葉を掛けてくれた君が虐めをしたなんてどうしても許せなかったんだ。あの時の俺は頭に血が上って録に知らべもせず君に酷い事を……」


 彼は自傷的に笑うと話を続けた。


「あの後、両親にこっぴどく叱られてしまったよ。麗華が冤罪だと聞かされた時、間違いであって欲しいとも思っていたから、不謹慎ではあるけど嬉しくもあったんだ。許されない事をしてまったのは自分でも分かってる。だけど、麗華にどうしても謝りたかった」


 謝るのは私の方だ。天凰寺に好意はあっても恋愛にはいたれない。このまま、結婚になっても破局になってもどちらでも良かった。だから、否定する事なくそのままにした。だけど、こんな結果になるのなら初めから断るべきだった。私は今の思いを天凰寺に伝える。


「俺も同じ気持ちだったよ。麗華は俺にとっては姉さんみたいなものだったから、このまま結婚してもそれなりに上手くいくだろう程度の安易な気持ちだった」


 天凰寺は続けて、俺達はどこか似ていると言って少し笑った。私も頷くと少し笑った。天凰寺も自分の人生を歩んでいなかったのだと今更になって気づく。


「麗華、もし許されるなら俺の事を昔みたいに名前で呼んでくれないか」


 無理だと私が断ると、どうして?と彼が私に詰め寄る。押し問答の末、狭いバス停のベンチの隅までにじり寄られた。


「だから、無理だって。橘さんに悪いじゃない」

「んっ?どうして小雪に悪いんだ」

「だって、二人は好き合っているんでしょ?」

「……いや、俺は小雪には感謝しているし大切な友人だと思ってはいるが恋愛感情はないよ」

「えっ⁉︎」

「俺だって天凰寺の人間だと言う自覚はある。それが恋愛だったとしても天凰寺としてのしがらみは付いて回る。例え、小雪に恋愛感情を抱いたとしても守ってやる自信はないよ」


 あれだけ、イチャコラベタベタしていたのに友達だとかありえない。やんわりと天凰寺にその事を伺うと、以前楓にも似たような事を言われたらしい。


 こいつ、天然のジゴロだ!


 学園の王子様とは存外こんな感じなのかもしれない。イケメンで超が付くほど金持ちの彼が女性に接する距離が近ければ、皆んな惚れてまう。そう言うところが彼を人気にしているのだろう。


 結局、彼の異常に近い距離感に男性慣れしていない私が押し負ける形で、彼の名前を呼ぶ事にした。


「司、私からもお願いがある」


 出来る範囲ならと司は付け加え頷く。


「出来れば恋愛感情を抱いていない女性とは無闇に触れ合ったりせず、60センチ以上離れて接してあげて」


 司は何を言っているか分からないといった様子だったが了承してくれた。姉的存在である私からのせめてもの罪滅ぼしだ。これ以上、天然ジゴロの被害者が増えない事を願いたい。

 

 こうして、手遅れかもしれないが私たちは和解した。いつの間にか雨も止み、車で送るよと言う司に私は大丈夫だと断りを入れ家路についた。


 あの場所へ行って以来、私は色々考えさせられる。もし、生まれ変わったらと聞かれたら。皆、こうでありたいと願う何者かになろうとするだろう。明るくてアホな事ばかり言う私。これが多分私のなりたかった自分だ。だけど、それはあくまで妄想の中での話で、ここが現実だと分かればつまらない自分がちらほらと顔を出す。人間、そう簡単には変われないのだから。






 朝のホームルームで先生が、文化祭の準備を始めるよう話をしている。クラスが騒ついている。皆んなが文化祭で盛り上がりを見せているさなか私はぼんやりとしていた。


「麗華、ちょっといいか?」と楓が私の腕を引っ張る。何事かと静まる教室。私は楓に引っ張られ屋上に続く、最上階の階段に座らされる。


「急にどうしたの?」と私が聞くと、楓が口を開く。


「それはこっちのセリフだ」


 楓はそう言って私の横に座ると、私の頭を自分の肩に押し付けた。


「海に言った時、言った事を覚えてるか?」


 私は楓が辛かったら肩ぐらいは貸してやると言っていたのを思い出す。私が黙って頷くと、楓はならいいと呟くと口を閉じた。しばらくの沈黙の後、口を開いたのは私だった。


「ねえ、楓。私は今までちゃんと生きてなかった」

「何だそれ?」

「私にとって自分がどうなろうと、どうでも良くて自分自身を大切にしてなかったの。本当は、いけないことだと分かっていてもずっと逃げ続けてた。だけど、そのせいで色々な人に迷惑を掛けていた事に気づいたの。でも、私にはその償い方が分からなくて……」

「麗華は本当に馬鹿だな」

「えっ⁉︎」

「だって、そうだろう。多かれ少なかれ、他人に迷惑を掛けずに生きてる奴なんて普通いないだろ」

「それはそうだけど……」

「麗華はその間違いに気づいて、何とかしたいと思ったならまだマシさ。自分の間違いに気づかないか、分かっても認められない奴も沢山いるんだから」

「だけど、私は本当は暗い性格だしこんな風に男の子と接するタイプじゃない。皆んなに自分を偽ってる」

「そんなもの誰だって一緒だろ」

「一緒?」

「他人に良く見られたいから、いいカッコしたいなんて皆んなやってる。俺だってやってる」

「楓も?」

「やってるよ。だけど、麗華がそんな事でずっと悩んでいたとはな」

「そんな事じゃないよ。凄く大事なことじゃない」

「どこがだよ。まあ、くだらない悩みで頭を使うなんて麗華らしいけどな」

「くだらないとは失礼な。私は人生の迷子なんだから!」


 なんだそれ?と楓が笑う。私は冗談交じりに怒る。その後、私は彼の腕を両手で掴むと彼の肩におでこを押し付ける。


「楓、ありがとうね」

「どういたしまして」


 まさか、精神年齢年下の彼に諭されるとは思わなかった。だけど、私は彼のおかげで救われた気がした。私が今までくよくよしていたのが馬鹿らしく感じるぐらいに。


 楓と話していると楽しい。一緒にいると落ち着く。私の辛い時に側に居てくれる。私がバカをやっても笑って許してくれる。こんなんじゃ、好きになるなって方が無理だ。


 ーー私は、楓が大好きだ。


 今更ながら自分の気持ちに気づく。そして、初めて恋をした。だけど、私と楓とでは釣り合わない。もし、告白してフラれたと考えると怖い。それにこれ以上誰かに迷惑を掛けるぐらいだったら言わない方がましだ。この気持ちはそっと胸にしまっておこう。


「もう、大丈夫だからそろそろ戻ろう」


 私が立ち上がると先に階段を降りた。


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