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ツッコミ勇者とボケる地の文  作者: ぽりーぷ
第1章 勇者と地の文
18/34

図書館に行ってみよう(上)

第14話目です。遅ればせながらクリスマスプレゼントということで。

「あれからにらんでる人達(あれ)に動きはないんだがそれが逆にこえーよな。」



全くね。カード貰った時もガチで睨んでたしこのまま放置って事も無いと思うけどねぇ。



「まあそれをいつまでも引きずってたってどうしようもないし、今は目の前のことに集中しよか。」



だね。そんなこんなで図書館前な訳だけど、何を調べるかは決めてあるの?



「何って、帰る方法だろ?」



分かって無いなぁ~分かって無いよ勇者君。



「どういうことさ。」



其れだけじゃ不味いんだよ。主に冒険者の活動的に。



「戦い方とか、森の情報とか?それならギルドの図書室の方が詳しいんじゃないの?」



その辺はそうだろうけどね。でも勇者君、向こうでそんな事したら睨んでる人達(あれ)に『戦闘ド素人です!!』って言ってる様なもんだよ?



「それもそうだな…じゃあその辺も一気に調べちゃいますか。」



こと魔法は特にね!



「何で?」



呼ばれたのが魔法なら帰るのにだって魔法がいる。そう考えるのは普通じゃないかい?



「…そうだな。」



なんか不服ですか!?ねえどうなんですか!?ちょっ!答えてって!無視してズンズン行かないで!?





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





はい、図書館内部です。受付との絡みは相手がおっさんだった為バッサリカット。

で、目ぼしいものは見つかったかい?



〔さっぱりだな。とりあえず魔法の初心者ガイド的なのは見つけたけど…勇者関連の話は今のところ見当たらないな。蔵書数多すぎるんだよ。〕



一万以上とか受付のおっさんが言ってたねぇ。取り敢えず魔法の事について勉強しとく?



〔そだな。これどこにあったのか忘れそうだし。〕



ええっとタイトルは…『ペップでもわかる!魔法初心者講座』…だって。



〔これって『サルでもわかる!』って意訳してもいいよね?〕



うん。ペップって凄く弱い魔獣の一種でね、一応魔獣だから魔力を持ってるんだけど、傷ついた時に魔力を使おうとすると制御しきれなくて爆発しちゃうんだ。



〔何それ怖い。〕



まあおバカな生き物の代表格って事だよ。



〔…まあとりあえず読んでみるか。〕



そだね。ええっと…『まず、魔法と呼ばれるものには性質の違う3つのものが存在します。』だって。



〔そういやそんなこと言ってたな。〕



勇者君まさか忘れてないよね?



〔何とか覚えてる。物依存、図形依存、言葉依存の3つだろ?〕



よく覚えてたね。分かってるのでそこの説明飛ばしまーす。



〔勝手に進めんなよ…〕



んーとそれで?…『本書では力ある言葉による魔法、通称「属性魔法」について解説していきます。他を解説しない理由は一つずつ。魔法陣魔法はあまりにも多岐にわたり過ぎていること。魔道具による魔法は、属性魔法よりも簡単で、ただ魔力を注げば使えるものだからです。』…とな。



〔魔道具魔法は簡単みたいに言ってるけど、現物無きゃ練習のしようもないよな〕



いいとこ目ぇつけたね。魔道具って割と高くて一般には普及してないんだ。ちなみに勇者召喚は魔法陣魔法だからいずれそっちも勉強しないとね☆



〔異世界に来てまで勉強かよ…〕



気にしない気にしない。そいでー…『属性魔法とは、その人間が生まれながらに持つ属性に魔力を転化させ、言葉を媒介に魔法として成立させるものです。属性は一人の人間が複数持つこともありますが、火、風、水、土の四属性のいずれかです。』…うん?



「あれ?俺の雷は?」



声が大きいよ。しかし僕の知識とも差異があるんだけど…









「…その本、少し古いですよ?」



何時の間にか後ろに女の子がいた。……誰?



〔いや知らんがな。〕

0章に『魔獣図鑑』を追加しました。今まで出てきた魔獣についての情報がまとめてあります。よろしかったらそちらもどうぞ。

――――

1/3題名を変えました

4/6 『・』を『…』に置き変えました。

4/26 会話文同士の間を1行、会話文と地の文の間を2行開けました。

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