図書の街フェミル
12話目です。前回の投稿日ですが、初めて1日のPV数が100を超えました!ユニーク数も過去最高を記録しております。とてもうれしい限りです。ざっくりとした話の流れは考えてあるので、失踪はしないと思います。これからも週末気が向いたら更新でゆっくりやっていきたいと思っておりますので、よければ気長に待っていてください。これからも『勇者と地の文』
を宜しく御願い致します。m(_ _)m
「なあ?」
ホイホイ何ぞや?
「何で俺…この世界の言葉わかるんだ?」
さあ?あと気づくのが24時間ほど遅いんじゃない?
「うっ…あ、あのときはそんなこと頭になくてさ…。」
まあそんなこともあるか。冷静になって後から気づく事って割とあるよね。で、この街探索して1時間ほど。一回宿に戻ってきた訳だけれども。取り敢えず分かった事を纏めてみようか。
「そうだな。」
ええっと街についての事が
・この街の名はフェミルという事
・大図書館があることで有名で、その他書籍、魔道書等も集まる為、図書の街と呼ばれる事
大体この2点。
「あと最近勇者召喚が行われてそれに失敗したとか何とか言ってた。」
今のところそんなもんかね?
「いくつか疑問が残ることはあるけどね。失敗したのに俺が召喚されてたりとか。」
そこは割と簡単なんよ?
「どういうことだ?」
勇者召喚は非常にデリケートな技術なんだ。少しのアクシデントで何が起こるか分からなくなってしまうんだ。
「つまり俺がここにいるのは召喚の時に何かあったから?」
十中八九そうだろうね。ま、あと分かんない事や知りたい事があったら図書館で調べれば良いんだし。
「それもそうか。じゃあ次の行先は図書館か。」
身分証になる物が無きゃ入れないってよ?
「…じゃあ先にギルドか。どのギルドがいいのかな…?」
冒険者一択だろ。
「何で!?俺ろくに戦えないのに!?」
勇者君は勇者としての自覚をもっと持った方がいいよ。勇者として引っ張り出されるんじゃそれなりの戦力が必要だろうし。
「う…それもそうか…。」
それに冒険者ギルドは全部のギルドの中でも一番信用があるみたいだし、最悪危険性の少ない依頼を受けてれば生活にも困らないだろう?もっと言えば君が元の世界に帰りたいなら魔法の技術が必要になる。そんなハイレベルな技術を持っていても冒険者なら怪しまれないだろ?
「一理どころか何理もありすぎて嫌になるわ。でも確かによく考えてみたらスゲー利点があるんだな…」
それに冒険者って適当でも許されそうでしょ♪
「うざっ!でも確かに!」
さあ!どうする?
「じゃあ冒険者に…」
本当にそれで良いの!?
「お前がそうしろって言ったんだろうが!!」
いやだってそれで失敗して僕の所為とか言われても困るしねえ?
「いいよ俺も冒険者が動きやすいと思うし。それによく考えたら他の仕事もろくにできなさそうだし。すぐお金が必要なんだし冒険者がベストでしょ。」
ならそれで決まりかね。
「だな。じゃあ次は冒険者ギルドに…」
もう、お昼だよ?
「…飯先にしよう。」
悠翔「お前わかっててわざとやったろ。」
地の文「ハテ?ナンノコトヤラ?」
4/6 『・』を『…』に置き変えました。
4/26 会話文同士の間を1行、会話文と地の文の間を2行開けました。




