第二十二話 「雪菜救出(下) 明かされる正体と再会の兄妹」
荒い息づかいと剣がぶつかり合う音のみがこの部屋に響く。二対一なのにこっちに勝機が見えてこない。僕もゼロもかなり体力を消耗した。僕らが戦いを始めて三十分は経っただろう。なのに向こうは疲れを微塵に感じさせず余裕を浮かべていた。
「どうしたんだよ、お兄ちゃん?もうへばってきたのか?弱くなったな」
「うるせぇよ、クソ弟。テメェに弱くなったとか言われたくねぇよ」
ゼロにはまだ相手に言葉を返す余裕があるが、僕は言い返すことすら出来ない。完全に体力的に終わっていた。それでもまだ戦えるのは、気力で無理矢理やってるからで、本当なら倒れていてもおかしくない状態だったりする。
「クソッ。何であんなに攻撃が的確なんだよ、クソ弟」
ゼロが苦虫をつぶしたような顔でそう言った。そう、ゼロの言う通りローグの攻撃は的確すぎた。気持ち悪いくらい的確に攻撃を繰り出していた。まるで僕らの弱点を知っているかのように。そのせいで僕らの体力の消耗に拍車をかけていた。これにレミアとユーノがいれば話は別だが、ユーノは未だに戦える状態じゃないしレミアもユーノの様子が様子で離れられない状況だ。クソッ、このままじゃジリ貧で負けるのが見えてる。何か手はないのか?
「ふん、ならば直ぐに楽にしてやる」
そんな風に考えていると、ローグがゼロに向かって剣を振り下ろしてきた。ゼロはそれを双剣で防ごうとしたが、吹き飛ばされて壁に激突した。
「ゼ、ゼロッ」
「とりあえずは生きてるぜ…」
僕は出ない声でゼロの安否を確認した。どうやら、命は大丈夫なようだ。それにホッとしていると、ローグは僕に盾で殴りつけてきた。
僕はそれを防ぐことは出来ず、追撃を許してしまった。そしてローグは剣で斬りつけてきた。
「させるかっ」
僕は斬られると思い、目を瞑った。だが斬られることはなく、僕が目を開けるとそこにはレイが盾で攻撃を防いでいた。
「無事か?ユキヤ」
「体力的には死んでるかな?」
レイの問いかけに僕は消え入りそうな声でそう答えた。
「お兄さんたち、大丈夫ですか?今、治療します」
リアが魔法陣を展開して、僕とゼロの回復を始めた。ふぅ、だいぶ楽になった。
「ん、ありがとう。助かった。ユーノの方も頼むよ。レミア、リアがそっちやるから、こっち参加してくれ」
「うん。じゃあ、お願いするね。ユーノの事」
「任せて下さい。お兄さんたちも気を付けて」
リアに回復してもらい、体力的に助かった。問題はローグの能力なんだが、未だに使った様子がない。これじゃあ対策の打ちようがない。
「下がって下さいレイネス。流れ落ちる激流、その元に来たれ紫電の鎚」
ロアはレイが下がったのを確認するとローグの頭上に魔法陣を展開し、そこから滝の如き量の水を流し、その上凄まじい雷を落とした。
「ぐ、ぐわあぁぁぁぁぁ」
それはローグに当たり、ダメージを与えた。これでローグに初めてまともにダメージを与えられた。
「クッ、いきなり魔法とはえげつないな。おい、今来た三人名前を教えろ」
「何故教えなければいけないのでしょうか?」
「戦った奴の名前を聞くのが流儀なのだ。だから教えろ」
そういえば、僕らも最初に名乗らされたよな。理由はそれだけなのか?
「まぁ、いいでしょう。私はロア・クルセイドと申します」
「私はリア・アーティスです」
「僕はレイネスだ」
三人が名乗るとローグは腕を組み、何かを考えるかのように目を瞑った。
「ふむふむ、成程。………そこの仮面かぶったお兄ちゃん。本名は何だ?」
目を開けたローグのその問いに、レイは驚いたように目を見開いた。何かあったのか?
「貴様、何者だ?答えろッ」
「俺はローグだ。詳しいことはそこにいるお兄ちゃんとお姉ちゃんに聞いてくれよ。それに先に問いかけたのは俺の方だお兄ちゃんにも答えてもらおうか?」
レイが数秒間迷ったように下を向き、決心したように仮面を外しそれを口にした。
「遅かれ早かれ、何時かはみんなに言わなければならなかった事だがな。いいだろう、教えてやる。僕の本名は『レイノート・ミアネス』。前聖槍の所持者、クロクネス・ミアネスの子孫であるミアネスの名を受け継ぐ者だ」
レイの本名を聞いた瞬間、ここにいる僕以外の全員が驚愕の表情を浮かべていた。何でだ?えぇーっと、確か『ミアネス』っていうのが街の名前で、街の名前はそこを治める人の名前が付く筈だから………。
「ええぇぇぇぇぇっ、レイっていい所のお坊ちゃんってこと?」
確かにそれは驚くことだわ。まさか仲間の一人がいい所のボンボンだとは。
「それはそうなんだけど、でもおかしいよ。『レイノート・ミアネス』は四年前に逆臣による反逆の際の襲撃で、母親と共に殺された筈だよ」
レミアが信じられないといった顔でレイのことを見ながらそう言った。
「世間一般的にはな。だが、実際のところは僕がその時の襲撃の生存者だ。母上は僕の盾となって殺されたんだ。その後、僕を助けてくれたのは一人の執事だ。その執事に剣も教わった。その後は、復讐のために反逆の首謀者を捜し出すためにギルドに入り、今に至るわけだ。もっとも、復讐の方はもうするつもりは無いがな」
レイは悲しそうにそう語った。だから遺跡でも何処か悲しそうな顔をしてたのか。世間的に存在を消されて、英雄の子孫という事実だけが心の中に残って、先祖に顔向けできないような生き方しか出来なくて、それなのに所縁の地を訪れることになり苦い思いだけが込みあがってきたのか。
「これはとても重要な情報が入ったな。これはこんなところで遊んでる場合ではないな。早くシェイド様に伝えなければな」
ローグはそう言うと懐から一つの球を取りだした。あれは、ロンドが逃げるときに使った物と同じだ。
「テメェ、逃げるつもりかよ。待ちやがれっ」
「逃げる?いやいや、もともとこの場で聖槍を奪うつもりはなかったからな。必要だったのはお兄ちゃんたちの本当の名前だけだ。聖槍の所持者の名前は聞いていたから、問題ないがな。それでは帰らせてもらうよお兄ちゃん、お姉ちゃん。そして聖槍の所持者君と魔剣の所持者君、『元・王国騎士団第五部隊隊長』の『死染のロア』殿」
ゼロが喰ってかかる様にそう聞くと、ローグはそう言い残してそれを地面に叩き付けて光と共に去っていった。魔剣の所持者って一体誰だ?
「何故奴が手に入れたばかりだというのに、僕が魔剣を所持していることを知っているんだ?」
「えっ?レイネスが魔剣の所持者なの?」
レミアがさっきとは違う驚きを含んだ素っ頓狂な声でそう言った。
「あぁ、一応な」
レイはそっけなく答えた。って、そんな事を考えてる場合じゃない。
「早く、雪菜を助けなきゃ」
「ユーノがまだ駄目そうだから俺たちはここで待ってる。ユキヤ君とレミアちゃん、レイ君で先に行っててくれよ」
「わかった。じゃあ、後で合流しよう」
僕はレミアとレイと共にゼロたちと別れて奥に進むことにした。
「そういえばローグの奴、ロアについても何か言ってたよな。確か、『元・王国騎士団第五部隊隊長』の『死染のロア』とかだっけ?どういう事なんだろう?二人とも何か知ってるか?」
「わたしはその辺のことはあまり聞いたことないね。ゴメンね、答えられなくて」
「僕も昔のロアの事はあまり知らないが、………お前らは僕の事について何も思わないのか?今まで正体を隠してたんだぞ」
「いや、別に気にしてないけど」
「わたしも特にはないかな?」
「何故だ?ずっとだましてたのと変わらないのだぞ。少しくらい何かあるだろう?」
そんなこと言われてもなぁ、結局のところはあれだよな。
「だってそれはレイにも都合があったからでしょうがないし、それに正体はどうであれレイはレイだろう?だったらそれでいいじゃん」
「そうだよ。レイネスはレイネスだよ。だから隠してた事にも怒ってもないよ」
レイは仮面を外した顔で驚いた表情を浮かべた後、嬉しそうな表情を浮かべた。初めて、レイの感情を浮かべた顔を見れた。ずっと仮面をしてたからな。
「ふん、とんだお人好しだな。まぁ、いいだろう。そういうのも嫌いじゃないからな」
ずっと思ってたけどレイって結構ツンデレだよな、うん。
「んじゃあ、そろそろ先に進もうよ。雪菜が待ってる」
「ん、そだね。行こっか?」
僕らはまだ何か潜んでてもおかしくないから慎重に奥に進んでいった。一時間くらいだろうか、僕らは一つの大きな扉の前に辿り着いた。
「クソッ、鍵がかかってるぞ。どうする?」
「鍵か。うーん、ピッキングなんてスキル持ってないしなー」
「そういえばさっき、鍵束拾ったじゃん。それは?」
あー、そういえばそんなもんひろったなぁ。僕は服のポケットを探った。それはすぐに見つかった。
「じゃあ、試してみるか。うん」
その後十本目の鍵でようやく開いた。………でも残りがまだ二十本以上あるけど何に使ってるんだろう?その後十分ぐらい進むと檻がいくつもあるような広い部屋に出た。そして奥の方ですすり泣くような声が聞こえた。この声は………、
「雪菜っ。今行くからな」
僕は二人を置いて声のする方に走っていった。そして辿り着いた。そこには黒のショートカットの髪にセーラー服を着た、脚の綺麗な美少女がいた。間違いない、この娘は僕の妹の雪菜だ。
「お兄…ちゃん?」
「そうだよ。お兄ちゃんだ。今ここから出してやるからな」
僕は鍵束の鍵を使い二十三本目の鍵で檻を開けた。檻を開けると同時に、雪菜が抱きついてきた。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん。怖かったよ、怖かったよぉ」
「よしよし、もう大丈夫だよ。お兄ちゃんが一緒にいるからな」
僕らはしばし、再会の余韻に浸って抱き合っていた。
「わたしたちが入り込む隙間がないね」
「仕方ない、感動の再会だからな」
「うわっ、二人ともいつからそこに!?」
二人がいつの間にか、僕らの背後に立っていた。
「ユキヤが檻を開けた辺りだね」
「お兄ちゃん、この人たち誰?」
僕の問いにレミアが答えた後、雪菜が不思議そうに二人を見てそう聞いてきた。
「あぁ、この二人は僕の仲間だよ。雪菜を助けるのを手伝ってくれたんだ」
「わたしはレミア・フルールだよ。よろしくね、ユキナ」
「レミアさんは外国のひとですか?」
「その説明は後でするから、とりあえずここから出ようか」
僕らはゼロたちのいるところまで引き返し、みんなと合流し砂漠船に戻った。そして異世界の事と今までの事を全て説明した。
「とりあえずはここは異世界で魔法が使えて伝説の武器的な物を巡って戦ってる最中なんだ」
「お兄ちゃん、とりあえず頭の病院に行こう。きっと疲れちゃってそんな中二病にかかっちゃったんだよ」
まぁ、普通の人はそういう反応するよな。しょうがない、レミアに手伝ってもらうか。
「レミア、よろしく」
「うん、任せて」
レミアはそう言うと魔法陣を展開させて、そこからバスケットボール大の氷を出した。
「わあぁ。それってどういう手品ですか?」
「いや、これが魔法だよ。目の前の現実から目を逸らさないでくれ」
雪菜はこれを手品と信じて疑わない。じゃあ次だ。
「ゼロ、頼んだぞ」
「へいへい、任せときなって」
そう言うとゼロは魔法陣から火球を三発発射して氷を溶かした。
「お兄ちゃんのお友達って手品師さんなんだね」
「これはちょっと頑固だねー。信じようとしないね」
ユーノの言う通りだ。そういえば雪菜は倖枝譲りの頑固さだったからな。しょうがないか。
「んじゃあ、雪菜。一度外に出ようか?」
「うん?いいよ」
僕らは一度外に出ることにした。
「じゃあ、レイ。頼んだ」
「任せておけ。僕だったら多分、いけるだろう」
そう言ってレイは魔法陣を地面に展開し、地面から巨大な岩の槍を出現させた。
「お兄ちゃん、あたしに何か飲ませたの?」
「何も飲ませてないよ。何で僕の可愛い雪菜に怪しい薬を飲ませなきゃいけないんだよ」
「可愛いって。もう、お兄ちゃんったらぁ。褒めたって何も出てこないよ」
雪菜はえへへっと照れたように笑った。シスコン発言なのはわかってる。だが、あえて言おう。僕の妹は可愛い。それだけは誰にも譲れない。………話が逸れた。雪菜はどうしても信じてくれないみたいだ。なら、最終手段だ。
「雪菜、ちょっとこっちに来てくれないか?」
「うん。今行くね」
雪菜がこっちにてくてくとやってきたのを確認すると、僕は雪菜の肩と腰に手を回した。
「ちょっ、駄目だよお兄ちゃん。こんなところでこんな事をしちゃ…」
「雪菜、しっかり掴まってろよ」
僕はそう言うなり足の方に魔力を送って、空に飛び上がった。
「わわっ、お兄ちゃん、これって空飛んでるの?」
「そうだよ、雪菜。僕たちは今空を飛んでいるんだよ」
雪菜はきらきらした目で空中から見える景色を見て楽しんでる雪菜を見て何とも言えない満足感に浸った。
「雪菜、すごいだろ?今こうして飛んでるのも魔法でなんだ。中二病とか言わないで、信じてくれないかな?」
「わかったよ、お兄ちゃん。信じるよ、お兄ちゃんの話」
「ん、ありがとう。雪菜」
その後、数分飛び回って景色を楽しんでみんなの元に戻っていった。
「じゃあ、改めて自己紹介しよっか?わたしはレミアだよ。レミア・フルール」
「俺様はゼロ・クライシスだ。ユキナちゃん仲良くしてね」
「あたしはユーノ・レーシアさ。よろしくね」
「えと、私はリア・アーティスです。よろしくお願いします、ユキナさん」
「僕はどうすればいいだろうか?」
「レイネスでいいんじゃないか?これから先レイノートの方、名乗るんなら別だけど?」
「まあいい。僕はレイネスだ。本名はレイノート・ミアネスだがな。まぁ、好きに呼んでくれ」
「私はロア・クルセイドと申します。これからよろしくお願いしますね」
レミア、ゼロ、ユーノ、リア、レイ、ロアの順に自己紹介をした。レイはどっちを名乗ったらいいか悩んでたから少し手を貸してあげた。
「あたしは鈴無 雪菜です。けど、これからはユキナ・ワイエルと名乗るんでこれからよろしくお願いしますね」
雪菜がぺこりとお辞儀してそう言った。うん、こういう仕草も可愛いな、雪菜は。
「そういえば、一つ言い忘れてました。ユキヤとレミアは付き合ってますよ」
ロアの奴、余計なこと言いやがって。どうしよう、なんか絶対言われる。
「お兄ちゃん、彼女出来たんだ。おめでとう。でも、なんだか悲しいな。お兄ちゃん、これからもあたしと一緒にいる時間取ってくれる?」
「勿論だよ雪菜。雪菜と一緒にいる時間はちゃんととれるよ。大丈夫だよ」
「えへへっ。ありがとう、お兄ちゃん♪」
雪菜が笑顔でそう言った。やべぇ、めちゃくちゃ可愛いや。すると、ムスッとした表情でこっちを見ていた。しょうがないな。
「レミア、こっち来いよ」
僕が手招きして無言でこっちに来たレミアの頭を撫でてやった。
「大丈夫だって。レミアのことだって忘れてないよ」
「うん。ゴメンね、なんか二人を見てたら嫉妬しちゃった」
レミアが照れた様子と上目づかいでそう言った。やべぇ、レミアもかわいすぎる。
「両手に花だねぇ、ユキヤ君。羨ましいぜ。俺様もそういうシチュエーション体験してみたいぜ」
「さぁて、そろそろ学習しようかゼロ?」
「ちょっ、タンマ。ユーノ。許してぇぇぇぇ」
隣でゼロがユーノのサンドバックと化してるが、無視しておこう。ロアはロアで期待外れといった感じで少し不満げにこっちを見ていた。レイはリアにひっつかれてるし、大変そうだな。
「そういえば、仮面はもう着けなくていいのか?」
「あぁ、あれはもう必要ない。過去とはもう決別したからな」
「そっか、それじゃあもう安心だな」
こんな感じで、雪菜の救出には成功した。そしてこの日は砂漠船で『メシア』島を出発し、各自解散してそれぞれの思うように過ごした。僕と雪菜とレミアは甲板で星を見ていた。
「うわぁ、きれいだね。お兄ちゃん」
「そうだな。ここに来て二週間ぐらい経つけど何回見てもすごいと思えるよな」
「二週間?え?だって三日前に学校行くときに見送ってくれたじゃん」
「ちょっと待った。雪菜が攫われたのは何時くらいだ?」
「夕方だよ。学校帰りに連れてかれたの」
「えと、んじゃあ、こっちの二週間が向こうの一日分ってことか?」
「そう言う事なのかな?」
また謎が増えたな。どうしよう、頭がおかしくなりそうだ、もう。
「ユキヤ、ちょっとくっついてもいい?」
レミアがそう言うと同時に僕に抱きついてきた。こんな状態で嫌なんて言えないだろ。
「ん、いいよ。大丈夫」
僕はそう言ってレミアの頭を撫でてあげた。そうすると目を瞑り気持ちよさそうな声を上げた。幸せそうな顔してるな。
「お兄ちゃん、あたしもいい?」
「勿論、こっちにおいで?」
雪菜が上目使いで聞いてきた。こんな感じで聞かれて断れる兄がいるだろうか?
「えへへっ。ありがとう、お兄ちゃん」
そんな状態で星を見てたが何時しか僕らは眠気に負けて、そのまま眠ってしまったようだ。次の日ゼロとユーノに起こされたが、その時にからかわれまくったから、軽く空に打ち上げてやった。こんな感じで僕らは平穏を楽しんでいき、僕はこの間の幸せをかみしめた。
三部作終了しました。風宮です。
この辺の三話で主要キャラの過去が判明し、レイネスの正体もわかりました。実際書いちゃったんですけど、この辺りは詰め込みすぎたかなぁ?と、ちょっと反省してますね。今回の話のラストも微妙になっちゃいましたし。これから先はしばらく、ギルドのお仕事編みたいな感じでそれを中心に話が進みますね。雪菜以外は全員ギルド員なんでね。雪菜のキャラ紹介は次回やりますね。
そんな感じでやってく訳ですが、最近思うにキャラの出番が偏ってると思うんですよ。今回はユーノとリアとロアは全然喋りませんでしたし。これをどうにかしたいんですけど、どうしたらいいですかね?まぁ、これから試行錯誤してその辺はバランスをとりたいと思います。
そろそろ時間ですね。それではっ。