詩集:女性シンガー4 虚言癖 作者: 歌川 詩季 掲載日:2026/09/18 えっちなくだりがあります。 罪悪感を産まぬ他愛無き嘘なら 心を貧しくしないから あたしの夏は捏造(ねつぞう)甲子園 学歴詐称や在(あ)りもしない武勇伝でもなく 事莫(なか)れを得る為の辻褄合わせにこそ 二枚舌を振るうのです 嘘つきの免罪符ならぬ 嘘使いのポリシィ 善(よ)い子は決して真似しなさんな 高揚感は要らぬ夜な夜なの戯(たわむ)れ 湿(しめ)りも乾きもしないから あたしの膣はあたかも中耳炎 泥沼訴訟と謂(いわ)れのない架空請求やら 端金(はしたがね)を得る為のでっち上げなんてのは 二階からの目薬です 嘘つきにゃ慣用句なれど 嘘嫌いにゃギルティ 酸(す)いのを選んで摘(つ)まれた葡萄(ぶどう) べつに正直者ではないです。 制作:ひだまりのねこ先生