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3/3

高校デビュー②

少し長めです

今日は待ちに待った決戦の日、入学式だ。

せっかくイメチェンしたのだ、陰キャバレだけは避けたい。

そう思いながら、準備を初め制服に袖をとうしてみる。

第一印象じゃ見えないはずだ、と思う。

ゆっくり準備をしていると時間になったため、意を決して家を出る。



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学校につくと、体育館でクラス発表と入学式が行われるみたいだ。

クラスはA、担任には明るそうな体育科の教師がつくらしい。

その後長々と、校長先生の話を聞き、教室に移動することになった。


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今は、教室に移動し、先生が到着するのを待つっている時間だ。

皆、中学が同じ人達と話したり、周りを探って見たりなど、結構ガヤガヤとしていた。

祐介も、周りの様子を伺ってみる。すると隣の席の女の子と目があった。

その女の子は、ニコッと微笑むと口を開いた。


「はじめまして、これから隣の席同士よろしくお願いしますね」


「うん、よろしくね」


おしとやかな清楚な女の子といった感じだ。

正直、結構可愛いと思ってしまった。

まずは、隣の席のこと仲良くなるところから始めようと思う。


そんなことを考えていると、先生が教室に入ってきた。

みんな自分の席に戻っていく。


「みんな、早速話し始めていていいと思うよ」


「もっと交流関係を広めるために自己紹介をやってみよう」


自己紹介か、、ここで第一印象が決まると言っても過言ではないだろう。

頑張って見ようと思う。


席の順番で順で自己紹介をしていく。

自己紹介でその子の性格がだいたい分かる。

お調子者やしっかり者、体育会系などいろんな人がいる。

すると、さっきの隣の女の子の番になった。


「姫島優香です。趣味は料理で、特にお菓子を作るのが得意です。このクラスのみんなと仲良くなりたいなと思っています。よろしくお願いします。」


姫島優香という名前に既視感を感じたが、多分気のせいだろう。

彼女はやっぱりおしとやかキャラなのだろう、聞いていて心地の良い自己紹介だった。

彼女の番が終わるとすぐに祐介の番になった。


「屋島祐介です。趣味は最近初めたランニングです。気兼ねなく話して、みなさんと仲良くなりたいと思っています。よろしくお願いします。」


短くシンプルに、無難な自己紹介だったと思う。

名前を言ったときに、姫島さんからの視線を感じたが気のせいだろう。


その後、自己紹介が終わり、先生から学校についての説明を軽く受け今日は解散となった。

カバンに荷物を詰め、席を立つと後ろから声をかけられた。


「屋島さん、ちょっと今大丈夫ですか?」


「うん大丈夫だよ、どうしたの?」


「確認したいことがあります。ちょっとついてきてください」


確認したいことってなんだろうか?

そんな事を考えていたら、人気のなさそうな空き教室に姫島さんは入っていった。


「急に呼び出したりして、ごめんなさい。」


「全然大丈夫だよ、それで確認したいことって?」


「屋島さんの出身中学の名前ってなんですか?」


その一言に、背筋がゾッとした。


「守山中学校だけど?、、、」


「はぁ、やっぱり」


その瞬間、姫島さんの雰囲気が変わった。


「や、やっぱりって?」


「やっぱり、気づけないわよね」


といって、スマホで写真を見せてくる。

その写真をみると自己紹介のときに感じた、既視感の正体に気づいた。

彼女、姫島優香の正体は、中学時代同じクラスで、祐介と同じクラスの余り物であった、陰キャ女子だったのだ。

それにしてもガチで変わりすぎだろ、、、


「この通り、私はイメチェンしたのよ、あなたも私ほどじゃないけどイメチェンしたみたいね。」


「ま、まあ」


「まあ、なんでもいいわ、もし私の正体ばらしたら、わかってるわよね?」


凄まじい目力だった。


「もちろんだよ、俺の正体もバラさないでもらえると助かるな。」


「わかったわ、なら協力してくれない?」


「協力?」


「そう協力よ、お互い昔みたいにクラスで浮かないように協力するの、あなたにも利益はあると思うわよ」


確かに悪い話ではない気がする、それにせいぜい少し手助けするくらいだろう。


「わかった、協力するよ」


「話が早くて助かるわ、それじゃあ週明けの月曜から早速よろしくね」


「了解」


それだけ伝えると、彼女は教室から出ていった。


まだ頭が追いついてはいないが、彼女はおしとやかな女の子ではなかったようだ。

週明けからどうなってしまうのだろうか。

神に願っておこう。


このときはまだ、気づかなかった。

彼女と結んだ契約が祐介の人生を変えてしまうことに。



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20xx年4月7日 天気、晴れ


今日は待ちに待った入学式だ。

クラスでは今のところ浮かなくて済みそうだ。

だが、姫島優香という俺と同じくイメチェンした同じ中学の女子と出会ってしまった。

これからはお互い協力していかなければならないらしい。

まあ、あまり気にせずクラスに馴染んでいこうと思う。


お読みいただきありがとうございます!

2話でもうタイトル回収してしまいました。

これからの二人の関係に期待ですね。


ところで、最後の日記の部分いると思いますか?

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