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プロローグ

寝ようと思って部屋の電気を消し、布団に潜り込んでもなかなか眠れない時って色々考えちゃいますよね。

この物語の主人公である彼も今その現象に襲われているようです。



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放課後は秒で帰宅し一人でゲーム、休日は冬季のクマのよう眠り、彼女は愚かまともな友達もできたことがない、そんな正真正銘の陰キャである「屋島 祐介」、今までは、こんな自分でも受け入れることができていた。

しかし今日は違った。思ってしまったのだ。


「彼女、欲しい、、、、」


珍しく、恋愛系のアニメを見てしまったのが間違いだった。

部活に打ち込む、少年少女の恋愛が描かれており、ザ・青春という感じっだった。

憧れてしまうことは、仕方がないだろう。

そんなことを考えていたら、睡魔に襲われてしまった。




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 翌朝


今日は、珍しく鏡の前に立ってみた。

そこには自分の姿が写っていた。


目が完全に隠れるくらいまで伸びた前髪、ひょろひょろな身体に、覇気のない姿勢。

わかっていたつもりだが、ひどいものだった。

昨日見たアニメの主人公の陽のオーラとの差がすごかった。

今のままでは、どんなに運が良くても彼女なんてできないだろう。


今、気づくことができて良かったと考えよう。

幸いなことに、高校入学まではあと三週間ほどあるし、少し遠いところにある高校なので、関係をリセットできる。


「”イメチェン”、してみようかな?」


お読みいただきありがとうございます!

せめて、ヒロインが登場するあたりまでは読んでいただけると嬉しいです。

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