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ほほえみのうた

作者: 秋葉竹




ただ生きる

だけで降り積む悲しみも

あることを知る29の夜


(ごめん、年齢詐称です!)



最初から

好きなフリしていただけと

血より真っ赤な大嘘をつく


(ツンデレ、最終形態、かな?)



問題は

翼が欲しい夢じゃなく

翼を欲しいと縋るこの爪


(即物的に、翼が欲しいんだね?)



脳髄が

痺れるほどの雷に

撃たれたほどの初めてのアレ


(アレ、の想像で、品性、問われますぞ)



大海を

知らないカエルは古池に

ポチャンと飛び込むそれだけのこと


(松尾さんは、凄まじい生き方してる)

(象山、違うよ、芭蕉、芭蕉!)



一週間

馬車馬みたいに働いて

蕩けるようなプリンを食べたい


(トロトロ)



夢の中

みたいに部屋がふにゃふにゃで

休みの日にはプリンを食べる


(プリン食べてばっかりやん!)



初めての

プラネタリウムでキスをした

北斗七星だけがみていた


「きゃっ!」


憶えてる

プラネタリウムで教わった

大三角形手をつなぐ夏


(プラネタリウムでばっかりやん!)



なにもかも

わからないまま好きという

そのわがままな若さが眩しい


(ええ加減、飽きて来た)



愛される

資格だなんてそんなもの

闇夜のカラスみたいなものさ


(そりゃ、あるけど、見えん、という?)



てのひらの

自由という名の血液が

きっとゆっくり涙に変わる


(あ、汗とは云わんのね?)



小雪舞う

透きとおるような青空に

幸多かれと希う旅立ち


(小雪、って妹キャラいた?あ、小町、か)



アラビアへ

行って一番泣いたこと

黄色い風をこの目でみたこと


(あゝ、それにしてもアラビア行きてー)







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