第33話 雨のバス停
ある日
彡(゜)(゜)カキカキカキ
(´・ω・`) .。oO(宮崎さんはポスターの下描きをしている)
場面は、雨の夜。稲荷前のバス停。
右手で傘をさして、左手にはお父さん用の傘を持ったサツキと
その横にいるトトロ
(´・ω・`) .。oO(バス停で待っているのはサツキ1人だけでいいのかな?)
もちろん夜の雨のバス停にお迎えに行くのならお姉ちゃんだけでいいけど……
メイ1人を家に残して?とも思う
(´・ω・`)「宮崎さん、サツキ1人なんですか?メイはいないんですか?」
彡(゜)(゜)「サツキとメイの2人がトトロと並ぶのは違うんや」
(´・ω・`) .。oO(宮崎さんはこの場面にこだわりを持っていた)
どうやら雨のバス停でトトロと出会うのは1人でなければいけないらしい
でも、宮崎さんもメイが1人でお留守番をしているのには違和感を覚えたようだ
彡(゜)(゜)カキカキカキ
元々いたサツキを消して新たに描き直した
(´・ω・`) .。oO(そして現れたのがサツキともメイとも言えない女のだった)
一種の合成キャラクターと言えばいいのだろうか?
身長がサツキよりも低く、メイよりも高い
服装はサツキ、肩から上はメイ風
だからこのポスターを見た人はサツキと思う人もいるし、メイだと思う人もいる
どちらでもあるし、どちらでもないという奇妙なキャラだ
もちろんこんなキャラは映画本編には出てこない
映画にでないキャラを使ったポスターなんて前代未聞だと思った
(´・ω・`) .。oO(ちなみに映画本編に似たシーンはある)
その場面ではメイが家でお留守番をすることなくサツキに付いてくる
でも途中で眠気に負けサツキにおんぶされる
そして少し待っているとトトロがサツキの横にやってきて
ポスターと似たようなシーンとなる
(´・ω・`) .。oO
バスの時刻表はレイアウトにしっかり書かれていた
稲荷前のバス停に止まるのは1日4本
08:05 16:03 18:15 19:05
(´・ω・`) .。oO(この時刻表と映画の流れから……)
物語がおきた時間をおおよそ予想することができる
傘を手にお迎えにきたサツキとメイは
18:15のバスにお父さんが乗っていなかったので見送る
そうなると次にバスが来るのは19:05となる
18:15~19:05の50分の間、雨が降る中で待つこととなる
(´・ω・`) .。oO(そりゃあ50分もの間も待つことになったら……)
4歳のメイは眠くもなるよ
その後、映画では19:05のバスでお父さんと合流するから
だいたい18:50頃にトトロと出会い
これもだいたい19:03頃にネコバスと出会うことになる
こうやってある情報のなかから状況を推測をするのも
映画の楽しみ方の一つかもね




