第14話 席決め
ある日
(´・ω・`) .。oO(さてと、そろそろスタッフが入り始めるから……)
机の配置について考えないと
(´・ω・`) .。oO
効率優先で、並べれるだけ多くの机を配置してみた
(´・ω・`)「宮崎さん、どうです?」
彡(゜)(゜)「……アカンやろ」
彡(゜)(゜)「トトロを楽しく作るには、気持ちよくが大事なんや」
彡(゜)(゜)「このフロアは窓が多いから……」
彡(゜)(゜)「そこから入る光と通り抜ける風を殺さないようにせなアカン」
(´・ω・`)「わかりました」
・・・
(´・ω・`)「こんな感じでどうですか?」
彡(゜)(゜)「うん、ええんやないか」
(´・ω・`)「座る場所なんですけど、原画マンと動画マンはランダムに配置して……」
(´・ω・`)「お互いに相談しやすいようにしようと思ってるんですけど」
彡(゜)(゜)「ええと思うで」
(´・ω・`)「あと、ベテランの原画の方には通路側に座って貰おうと思ってます」
彡(゜)(゜)「それやと、横を人が通るから気が散るやろ」
(´・ω・`)「ベテランの方なら環境に左右されずに安定した仕事をしてくれます」
(´・ω・`)「それよりベテランの方が通路側に座ることで……」
(´・ω・`)「別の役割を果たしていただきたいと思っています」
彡(゜)(゜)「ヒロカツくんの狙いはなんや?」
(´・ω・`)「若手は集中力が不明です」
(´・ω・`)「お茶や休憩を取りがちで席に戻る時間も遅くなりがちの可能性があります」
(´・ω・`)「でも机の出口にベテランがいたらどうでしょう」
(´・ω・`)「奥に座る新人はそうそう後ろを気軽に通れません」
(´・ω・`)「つまり、にらみが利くので抑えとなります」
(´・ω・`)「……どうでしょう?」
彡(゜)(゜)「……なるほど」
彡(^)(^)「ええやん、それでいこう」




