表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/54

第11話 麻雀

ある日


( ´∀`)「ねえねえ、木原くん。お願いがあるんだ」

(´・ω・`)「なんですか?」


( ´∀`)「僕の代わりに麻雀大会に参加して貰えないかな?」

(´・ω・`)「え!ボクですか?」


( ´∀`)「引っ越しで大変で、でも人数がいないと麻雀にならないし」

(´・ω・`)「行ってもいいですけど……あの人が許すかどうか……」


(´・ω・`) .。oO(ジブリには箱根の関所の役人みたいな仕事の鬼がいる)

そう、あの宮崎駿だ


( ´∀`)「大丈夫、宮崎さんへはボクからお願いするから」

(´・ω・`)「まあ、それなら」


・・・


「ヒロカツくん!俗物のヒロカツくん!!」

(´・ω・`) .。oO(ほら来た!)


彡(゜)(゜)「聞いたで、男鹿さんは引っ越しで忙しいみたいや」

彡(゜)(゜)「だから特別や……今回は特別やで」


彡(゜)(゜)「ところで君は麻雀までやるんか?」

(´・ω・`)「ええまあ、人並みには……」


(´・ω・`) .。oO(実は麻雀の腕には結構自信がある)

ここだけの話、ラピュタの制作時代も週末の深夜に麻雀を打っていた

みんなには内緒だよ


(´・ω・`)「でも、遊ぶためだけに行っていたわけではない」

アニメ制作にとって麻雀は重要なスキルだとボクは思っている

麻雀卓を囲むのは常にアニメ関係者とだけ

だから卓上ではアニメ界の情報交換の場になる


麻雀大会当日


(´・ω・`)「リーチ一発ツモ四暗刻」

よし!役満を上がったんだからきっと優勝だ


・・・


(´・ω・`)「役満を上がったのに優勝できないなんて腑に落ちない」


「はい!役満賞の日本酒天狗舞は君のモノだ」


(´・ω・`)「ありがとうございます」

まあ、戦利品を得たから良しとするか


ジブリ第2スタジオ


(´・ω・`)「ただいまです」

( ´∀`)「おかえりー、どう?みんな強かったでしょ」


(´・ω・`)「そうなんですよ、役満を上がったのに優勝できなくて……」

( ´∀`)「え!役満を上がったの?」


(´・ω・`)つ「はい、これはその戦利品です。どうぞ」

(; ´∀`)「いやいやいや、これは木原くんが貰ってよ」


(´・ω・`)「ボクはお酒を飲まないんで、男鹿さんどうぞ」

( ´∀`)「え!本当にいいの?」


(´・ω・`)「どうぞどうぞ」

( ´∀`)「ありがとう!それじゃあ遠慮なく」


( ´∀`)「今度は一緒に打ちに行こうね」

(´^ω^`)「いいですね!」


「ゴホンッ!!」


(´・ω・`)( ´∀`)『あ……』


彡(●)(●)「二人とも……遊びの話もそこそこに……」

(´・ω・`)( ´∀`)『はい……』


(´・ω・`)「……内緒で行きましょうね」コソッ

( ´∀`)「うん」コソッ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ