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43.文化祭⑦

「みんな、お疲れ!今日も、トラブルなく無事に終わることができました。明日は演劇の全体練習を講堂で行います。だから小道具などを持参する人は忘れずに持ってきてください。じゃあ。解散。」

信くんの号令に

「お疲れさまでした!!」

とクラス全員が元気にあいさつを返しました。みなさんはつらつとしていらっしゃって、素敵ですね。青春っていいですね。って私も今は若いんでした。学園祭準備ってこんなに楽しいんですね!そんなことを考えていたら、富さんに茶道部の文化祭でのお茶会のリハーサルに誘われ、私と、かえでさんと、のぶくんと隆くんが参加することになりました。


5人でお茶室に向かっていると人だかりが、


「角様、これからご予定は?」

「週末の舞踏会には参加されますの?」

「よかったら一緒に帰りませんか?」

たくさんの女子生徒に囲まれています。あきちゃんは相変わらず人気者ですね。あきちゃんはお疲れのようですが大丈夫かしら。そんなことを考えていましたら、あきちゃんと目が合いました。

「遅かったじゃないか。待ってたんだよ。ごめんね。これから私達は行かなければならないから。」

とあきちゃんは言うと、状況を察した私たちは、

「角様、すみませんでした。」

(私達5人は、息ぴったりに謝ると,)

信くんが、

「茶道部のリハーサルがまもなく始まりますので、よろしくお願いします。」

と伝えると、

「わかった、今行く。」

と私たちに自然に合流し、一緒にお茶室にむかいました。


小南ナヲ→前世で100歳まで生き、その記憶をもったままこの世界に生まれてきた。この物語の主人公。

角光明→日之本帝国第二皇子。幼い頃に遊んでいたあきちゃん(明)。

小南正次朗→ナヲの5歳歳上の兄。あだ名は正ちゃん。

花ちゃん→角光明の姉。

坂上信雪→貴族(士族)。正義感が強くて優しくて力持ち。柔道部期待の星。

水木富→貴族(華族)。気さくな性格で心優しい子。茶道部

長井隆→平民。九州の長崎出身。実家は長崎で貿易商、英語、仏蘭西語、独逸語が堪能。私が企画部部長を務めているセイコウ出版社で翻訳のアルバイトをしている。。

吉田かえで→平民。曲がったことが大嫌いな明るい活発な子。帝都の下町朝草生まれ朝草育ち。

野島柚木→あだ名はゆずちゃん。両親が営んでいる周南堂で働いている。午前中は購買で、午後は周南堂の店舗で働いている。ナヲとの幼馴染。

野島涼介→あだ名は涼くん。柚木の兄。

三条礼司→日之本帝国の上院、太政大臣。20年前は文部大臣だった。光明と花ちゃんの叔父。

市川先生→1年C組の担任。担当教科は数学。英国に留学経験があり英語が堪能。

相田さん→ナヲのクラスメイト。貴族

九条 善高→貴族。父は立法省の大臣 善成。社交ダンス部なんですよ

春日フジ→金属加工の春日工業副社長。竹男の妻。ナヲの父敏光の姉。ナヲの伯母。

春日竹男→金属加工の春日工業の社長。フジの夫。ナヲの伯父

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