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336.宮崎に⑥

 井沢団長はお弁当屋さんから受け取った段ボールを持って客車に戻って来ました。

「お弁当、みなさんに配るんですよね。お手伝いします。」

「ありがとう。」

私達は隊士の方々にお弁当を配ります。眠っている方には枕元にお茶と弁当を置いておきました。


「ナヲさん。ありがとう。助かったよ。私達も夕飯いただこうか。」

「はい。」


 今日の夕飯は稲荷寿司と太巻き寿司と小松菜のおひたしと筑前煮です。私達が夕飯を食べていると兄さんと、加山さんと福本さんがやって来ました。加山さんは

「可愛い子と2人っきりで食事だなんて羨ましい。井沢団長俺たちも仲間に入れて!」

と言うと、井沢団長は、

「えー。邪魔しないでくださいよ。」

と言って笑います。

「加山さん、福本さん俺たち男同士楽しく食べましょう!」

と兄が笑いながら言いうと、(通路を挟んだ隣の席に向かい合わせで)3人は隣の4人席に座ります。私達5人が食事をしていると、次々に隊士の方々がやってきて結局全員で夕飯を食べました。夕飯を食べ終わり私たちが談笑していると井沢団長は、

「みなさん、楽しんでいるところ申し訳ありません。明日の予定を連絡させてください。明日朝8時に山口で朝食をを受け取ります。宮崎の近くになると幽魔被害により車両の走行に支障が出る可能性も予測されるため、明日は車内でも気を引き締めてください。」

と言うと、私たちは

「はい!」

と返事をしました。いよいよ明日宮崎に到着です。あきちゃん。待っててください。

登場人物

小南ナヲ→前世で100歳まで生き、その記憶をもったままこの世界に生まれてきた。この物語の主人公。神力を持つ。

角光明→日之本帝国第二皇子。幼い頃に遊んでいたあきちゃん(明)。

小南正次朗→ナヲの5歳歳上の兄。あだ名は正ちゃん。神力を持つ。

小南敏光→ナヲの父、工部省に勤めている。姉が経営しているセイコウ出版社副社長。神力を持つ。

小南カヨ子→ナヲの母。

皇帝陛下→角高順 光明の父。

皇后様→角優花 光明の母。

皇太子殿下→角光輝 光明の兄。(みっちゃん)

角光枝→角光明の姉。(花ちゃん)

坂上信雪→貴族(士族)。正義感が強くて優しくて力持ち。柔道部期待の星。

水木富→貴族(華族)。気さくな性格で心優しい子。茶道部

長井隆→平民。九州の長崎出身。実家は長崎で貿易商、英語、仏蘭西語、独逸語が堪能。私が企画部部長を務めているセイコウ出版社で翻訳のアルバイトをしている。。

吉田かえで→平民。曲がったことが大嫌いな明るい活発な子。帝都の下町朝草生まれ朝草育ち。

野島柚木→あだ名はゆずちゃん。両親が営んでいる周南堂で働いている。午前中は購買で、午後は周南堂の店舗で働いている。ナヲとの幼馴染。

野島涼介→あだ名は涼くん。柚木の兄。

三条礼司→日之本帝国の上院、太政大臣。20年前は文部大臣だった。光明と花ちゃんの叔父。

市川先生→1年C組の担任。担当教科は数学。英国に留学経験があり英語が堪能。

相田さん→ナヲのクラスメイト。貴族

九条 善高→貴族。父は立法省の大臣 善成。社交ダンス部。

春日フジ→金属加工の春日工業副社長。竹男の妻。ナヲの父敏光の姉。ナヲの伯母。

春日竹男→金属加工の春日工業の社長。フジの夫。ナヲの伯父

平川環→セイコウ出版社の社長。敏光の姉(フジの妹)。ナヲの伯母。

中村邦子さん→クラスメイト。文化祭の演劇のメイクを担当。

木田さん→クラスメイト。文化祭では衣装班。

佐藤美香さん→クラスメイト。文化祭では調理班。貴族。ダンス部。

瀬川くん→クラスメイト。文化祭では調理班。平民。

一ノ瀬類→あきちゃんのクラスメイト。

大川大地→騎士団の団員。自宅は武器や防具の工房で以前は職人として働いていた。平民。

星野由美子→天文部、部長。

一ノ瀬雄太郎→類の祖父、八咫神神社神主

一ノ瀬サツキ→類の母

一ノ瀬勇→類の父、神祇省勤務

浜田さん→皇太子殿下角輝光の専属執事

三木さん→皇居の女中頭

井沢団長→近衛騎士団元団長・現、特別救援部隊隊員

鶴崎→光枝(花ちゃん)の専属執事

北見→特別救援部隊隊員

青木→特別救援部隊隊員

長野→特別救援部隊隊員

山口→特別救援部隊隊員

秋元→特別救援部隊隊員

宮橋→特別救援部隊隊員

石川→特別救援部隊隊員

福本→特別救援部隊隊員

加山→特別救援部隊隊員

多加知→特別救援部隊隊員

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