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僕の中の怪物  作者: 悦可
3/6

僕の中の怪物③

もし今、図工で楽しく粘土で模型を作ってくださいという授業があるとする。

友達と話し合ってどんなものを作るか考えて作り出す、きっと楽しいだろうね。


僕にはそれが出来ない。してみたいけど出来ないだろう。


少し出来たとしてもきっとこの空気が気持ち悪くて耐えられない。馴れ合いとかいう空気が。


きっとみんながゲラゲラ話してる隙にスっと教室を抜け出して逃げるだろう。拒絶反応のように。

粘土もその辺にきっと捨てる。作っても賞賛されないものに価値はない。賞賛してくれる人もいない。

友達がいたら良かったのかもね。


学校なんて大嫌いだ。

悪いことをしてないのに担任にクラスメイトの前で過小評価されたのがトラウマなんだ。

学校の先生も嫌いだ。


「アレ」が学校はゴミの集まりと言ってた。

正直生徒含めてそう思う。

そして僕もそうだ。色んな形の十人十色のゴミだ。


きっと僕は人が嫌いで幸せな奴はもっと嫌いなのだろう。

いつからそうなったんだっけ。



人間なんて、人なんて大嫌いだ。




でも「アレ」がこびりついてる僕自身が1番嫌いだ。





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