第六十二話 VSダークドラゴン
俺達は遂に闇の洞窟の最奥地まで辿り着いた。
そしてそこには一匹の巨大な黒い鱗で覆われたドラゴンが居た。
「お前がダークドラゴンか」
【この我を起こすか小童共よ。であるなら覚悟しろ】
突如空中に文字が出現する。
そしてダークドラゴンが目覚めた。
グウオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
鳴き声が俺達の耳を鋭く貫通する。
耳が痛い。鼓膜が破れそうだ。
「ら、ラファ鑑定を頼む」
「ま、任せろ」
ラファに鑑定してもらう。
そしてラファは驚く。
「モンスター名ダークドラゴン。HP30000。攻撃力20000。防御力14000だ。能力が厄介だ。能力は相手の武器効果と防具効果を全て無効化する。そして更に自身の攻撃力を敵対するパーティーメンバー一人に付き攻撃力と防御力を+1000だ」
「何だと!?」
「はっきり言ってライトドラゴンより強いぞ」
ライトドラゴンより遥かに強い。
面倒な能力だな。聖剣エリデリートの相手の攻撃力50%吸収して加算が使えない。
更に竜の盾アーグメントの防具効果である2回攻撃を弾き返すのも使えない。
そして俺達のパーティー【アルス・マグナ】のメンバーは全部で5人。相手の攻撃力と防御力が+5000される。
つまり今ダークドラゴンの攻撃力は25000で防御力は19000だ。
【行くぞ小童共よ】
「くそっ」
俺は仲間を抱えて相手の尻尾の攻撃を回避する。
幸いエリアは広く攻撃は回避できる。
これで狭かったら終わってた。
「さてどうするか?」
俺の現在の攻撃力は4400。
スキル雷閃発動すると11200防御力を削り自身に加算する。
これで合計15600。
更にスキル煉獄で+1000して16600。そして二倍するから33200。
相手の防御力は2800+5000で7800。だが月下の指輪で防御力1000ダウンだ。つまり合計6800。
行ける勝てるぞ。
「スキル雷閃発動。スキル煉獄発動」
俺は頭の中で計算して勝利の道筋を見つけ出す。
「はああああああああああああああああああああああっ!」
相手の黒い炎のブレスを回避して俺は一気に攻撃を仕掛ける。
命中率∞を舐めるな。
グウオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
大きな悲鳴を上げる。
合計26400ダメージを与えた。
よって残り相手のHPは3600。
もう一回の攻撃で勝てる。
【強き者。貴様ならあのドラゴンに勝てるかもしれない】
「あのドラゴン?」
【我を遥かに超えるドラゴン。ここではない場所からやって来た】
「まさかエターナルか!?」
【さあ我を倒して見せよ強き者よ】
ダークドラゴンは再び黒い炎のブレスを吐く。
俺は瞬時に仲間を連れて横に回避する。
そしてもう一度攻撃する。
「スキル雷閃発動。スキル煉獄発動」
【ほうまだスキルが使えるのか!? スキルポイントを使い切ってはいないのか】
「生憎俺のスキルポイントは∞でね」
【貴様は一体何者だ!?】
「最強になりたい冒険者だ」
俺は聖剣エリデリートを構えて攻撃する。
「はああああああああああああああああああああああっ!!」
【見事だ強き者よ】
俺はダークドラゴンを討伐した。
「やった。やったぞおおおおおおお!」
「やりましたー」
「うわっ!?」
俺に勢いよく抱き着いてくるアイリス。
俺は驚いて二人して地面に倒れる。
「ははっ。やったな」
「はい。やりましたね」
俺はダークドラゴンを討伐したことでドロップアイテムをゲットする。
ダークドラゴンの牙、尾、鱗、内臓、闇炎袋の五つだ。
「スキル天蓋を追加しました」
「何!? バグ化したのか」
今回のバグ化の条件は三体以上のドラゴン討伐である。
バグ化の条件難しすぎるだろうが。
スキル【天蓋】
スキル効果:相手一体の攻撃力を70%減少させる。
シンプルに強い奴だ。
これでまた一歩強くなったな。
その時だった。
「ミツケタツヨキモノ」
「誰だ!?」
「ツヨキモノハイジョスル」
俺達は人型の謎のモンスターと戦う事となった。




