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第十八話 相手の攻撃が全然効かないんだが

 ハリバーが容赦なく俺に向かって巨大な鉄の剣を振り翳す。

 決して目で追えない程の速さではない、だが感心はする。

 何故ならそんな重そうな鉄の剣を持ってこれだけの動きが出来るのだから。


 「死ねガキが」


 俺はそれを剣で受け止める。

 だが相手は無数ともいえる連打で、俺を攻撃してくる。

 だが――

 

 あれ? 全然攻撃効いてないんだが。


 「ステータスオープン」


 ステータス

 名前【レイン】

 年齢【15歳】

 レベル【1】

 HP【100】

 MP【50】

 攻撃力【1200】

 防御力【1000】

 俊敏【10】

 魔力【10】

 幸運【1】

 SP【45】

 スキル【強化】【神速】

 固有スキル【経験値0】

 装備

 武器【魔剣アーレード】

 武器効果:漆黒の斬撃を飛ばせる。

 防具【魔盾ガーディン】

 防具効果:相手の魔力を一度の戦闘で10吸収できる。

 アイテム【アイテムボックス】

 アイテムボックス内部【ハイポーション×99、スキルポーション×99、毒消し×99、水と食料×99、赤い鱗】

 お金【∞ガルド】


 どうやらハリバーの攻撃力は1000以下らしい。

 だからどんな攻撃も効かないのだ。


 「おいあいつハリバーの攻撃受けてるのに何ともないのかよ」

 「どうなってんだ!?」

 「ハリバーが手を抜いているのか?」


 観客席からどよめきが走る。

 ハリバー自身も驚愕している。


 「くそが、何故攻撃が効かない」

 「お前の攻撃力が低いからだ」

 「何だと!? そんな馬鹿な。俺の攻撃力は350だぞ」

 

 350!? 低すぎだろ。

 俺は1200あるぞ。


 「俺の防御力は1000だ」


 俺はハリバーにそう言い魔剣アーレードで隙を見て攻撃する。

 

 「ぐわああああああああああああっ!」


 ハリバーはHPが0になり消滅した。

 そしてそれと同時にあることが起こる。


 「武器の耐久値を追加しました」

 「は!?」


 一体何が起こったんだ!?

 まさかバグ化?

 俺は急いでステータスを確認する。


 ステータス

 名前【レイン】

 年齢【15歳】

 レベル【1】

 HP【100】

 MP【50】

 攻撃力【1200】

 防御力【1000】

 俊敏【10】

 魔力【10】

 幸運【1】

 SP【45】

 スキル【強化】【神速】

 固有スキル【経験値0】

 装備

 武器【魔剣アーレード】

 武器耐久値【∞】

 武器効果:漆黒の斬撃を飛ばせる。

 防具【魔盾ガーディン】

 防具効果:相手の魔力を一度の戦闘で10吸収できる。

 アイテム【アイテムボックス】

 アイテムボックス内部【ハイポーション×99、スキルポーション×99、毒消し×99、水と食料×99、赤い鱗】

 お金【∞ガルド】

 

 あっ、武器耐久値が無限になってる。

 まさかバグ化の条件って。


 俺はこの日ムーラン剣術大会で優勝した。

 そして同時にバグ化に成功した。

 

 バグ化の条件は20人以上を消滅させるである。

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