ですげーむのはじまりだー
だったらもう誰かが犠牲にならないとだめだろ!
なんでこんなことになった?
翌日、安富は無残な姿で発見された。
目が覚めるとそこは無機質な壁に囲まれた部屋の中だった。なんでこんなところにいるんだ?そう思いながら体を起こす。すると
「おめでとう、あなたは人間の中から選ばれました。」
はい!?何この声? どうやら、そこにあったスピーカーから音声が流れているようだ。てか、選ばれたってどういうこと? 困惑していると、また声が聞こえてきた。
「部屋からでて、中央の広場に向かいなさい。」
「なんなんだよ!」と呟きながらも、その指示に従う。
部屋から出ると、そこはホテルのようになっていて、俺の部屋の他にもまだいくつか部屋があった。廊下を通りすぎると、中央の広場に出た。道は単純だった。
「一体何が起こっているの!?」 「ここはどこなんだ!」
そこには4人の人間が集まっていた。どうやら皆状況がわかってないらしい。
「おい、お前もここに連れてこられたのか」
なんかいかつい男が話しかけてきた。名前は武というらしい。まあ俺はガチのコミュ障なので,はいそうです と適当に返しといた。どうやらこいつも俺と同じ境遇らしい。他の3人も同じような感じだった。
「私、ここで目が覚める前のこと覚えてないんです。」 なんかお嬢様キャラみたいなやつでてきたw名前は葵というらしい。というか、よく考えてみれば俺も今までのこと覚えてねえ。
「一体何が起こってるんですかねえ。」 なんか博士っぽいな。こいつ。名前は安富だって。
最後の一人は何もしゃべらずにうずくまっていた。なんだありゃ。そんなこんなしていると、またあの声がスピーカーから聞こえてきた。
「さ、皆さん集まったみたいですね。ではゲームを始めましょう。」
辺りが騒つく。
「フザケンナ!まずこの状況を説明しろ!」 武が怒鳴る。
「あなたたちは選ばれた人間たちです。ルールは簡単。この場で生き残れば良いのです。」
読んでくれてありがとうございます!作者はメンヘラではないです。感想くれたら嬉しいです。