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詩集<Cold Seep>

沈黙の中

作者: papiko

一度のみ込んでしまった言葉は

胃で消化されちゃうのね


二度と出会えない物語の尻尾

つかみ損ねたら指先も動かない


湧き上がる衝動こそが

夢や希望の支えだと

失くしてから気が付いて

沈黙の中


それでも待ってるの

焦燥にも似た情熱を


もう一度起きてくれないかな

嵐のような激情


タップダンスを踊るように

タラッタタラッタ動く指


あれは幻だったのかしら

首をひねっても指は動かない


いつまで続くのかしら

沈黙の中


膝を抱えたままじゃ

歩けやしないとわかっているのに


ねじまき人形の鍵はどこ


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