第ニ章
入学式は無事終わり、その後の事です。
入学式が終わり、自分がどこのクラスかを確かめに、クラス分け表が貼ってある所に行く。
向かってるなか、聴こえてくる生徒達のヒソヒソ話をスルーしながら。
その途中誰かにぶつかった。
ドスッ…!
美「ぅあっ」
?「おわっ」
(…いってぇな… ん? 誰だ?)
ぶつかった相手を見るとなんだか見覚えのある人物だった。
(とにかくキレたら終わりだから謝っておこう…)
美「あ、あのすいませ「いってぇーな、ぶつかってんじゃねぇよ」」
(は? ……はぁ? うぜ。
とりあえず怒りを抑えなくちゃ、な。…キャラ作ってるのが台無しになる…)
美「す、すいません! 私の不注意でっ…」
?「フン! 今日だけだ。」
ぶつかった何か知らないけど、見覚えのあるうざったい奴はそう言いこの場から去った。
……あ、そうだった、アイツ生徒会役員だったや…。
美鈴はイライラを限界まで抑えながら確認した自分のクラスへ向かった。
――――――――――――――――――
クラスの扉に手をかける。
外からでも聴こえてた声が扉を開けた途端、一斉に静まった。
クラスの中でまた廊下で聴こえてきた会話が出てくる。
地味、地味子、ブス、など。
(勝手に言ってろ、ザコ共。ブスなのは知ってるっての。地味、好きでこんな格好してんじゃねェンだよ。)
またそれをスルーして自分の席に着く。座った直後にありえないことか、声をかけられた。
?「あっれ~? 美玲?」
(私を知っている・ そんな奴が居るなんて終わりだ…。)
ふと声をかけられた方に振り返るとそこには1人の女子がいた。
?「あ! やっぱ美玲だぁ!」
彼女は美玲だと気づき、喜んでいる。
?「美玲、わかる? 私だよ、明香!」
(メイカ、めいか…………………明香!!)
美「明香!! 何でここに?!」
明「気付いてくれたか。なんでって、私の親、この学校の理事長だし…」
(ふーん、そっか―………………………ん?)
美「…」
明「?」
美「え?!」
「親が?!」
明「え? あ、うん。反応遅いよ美玲ww」
美「いやだって…親が…ねぇ」
明「まぁまぁ……てかさ美鈴。質問があるんだけど…」
そう明香が聞いてきたので美玲は「いいよ」と返事した。
明「何でそんな格好してんの…?」
美「え? これ?」
明「うん、どういうこと?」
美「~…ここじゃ話せないから昼休みで、いい?」
明「わかった」
そしてあっという間につまらない時間が過ぎていく。
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美鈴は明香を屋上に連れて行く。
そして、明香の質問に答える。
美鈴はとてもキャラつくってます。
真面目キャラ。