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 ジークフリードもいなくなって。

 薄暗い部屋の中で。

 ……どれくらいたったのか。

 次に現れた男……従者っぽい服装の男の子かな?……は、

ジークフリードほど仕事熱心ではなかったらしい。

 食事も最初の数口だけだし、薬のほとんどを飲ませることなく部屋を出て行く。

 それでいいのか?とあっけにとられるくらいだ。

 ジークみたいにしつこいのも嫌だけどね?

 

 それが何度か続いて。

 ふと気がついた。

 腕が、動く。

 以前より遥かに。

 力強く。

 声こそまだでないけれど。

 薬のおかげかな?

 薬の種類は変わっていないし、従者に代わってからむしろ量としては

減ったはず(ほとんどか零れるか諦めて捨てられる)なのに。

 意識が霞む事も減った……。

 単に回復してきたのかもしれないな。

 ああ。早く外に出れるようになりたい。

 一日中天井を見る生活は飽きました。

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