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 「いま、なんて、言ったの」


 離宮IN皇太子居室。


 シリルが涙目です。


 「だから、な?」


 「な・ん・て・言ったのかなぁ?シリルお・じ・さ・ん?」


 「あの、な?」


 ちょっと手違いが起こってアルメィダまで行って来て欲しい……?

 「アルメィダ……」

 結構遠くなかった?

 間にいくつか国あるし。

 「ちゃんと、護衛武官はつけるから」

 ……当然です 。

 「……期間は?」

 「短くて1週間、長くて一ヶ月ってとこか……」

 他国に一ヶ月……。

 はぁ。

 いっぱい条件つけとこう。


 「お小遣いは?」

   勿論あるに決まってる。


 「お休みは?」

   最低限のお仕事が終わればいくらでも。


 「相手が嫌なやつだったら殴ってもいい?」

   ……国際問題にならない範囲なら。


 「移動は?」

   国内は竜車を使って、向こうは自分で探してくれ。


 「到着予定はいつ?」

   国内は竜車だから一週間もあれば国境だが、向こうでの情勢次第で移動距離は

   わからんし、国境からは騎竜で換算して2週間前後と伝えてある。


 ふむふむ。

 なかなか好条件ですね?

 「行ってもいいよ?」


 シリルがしっぽ(幻覚か?)振って喜んでいます。

 アルメィダ行き、決定です。


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