表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/39

 コンコンコン。

 ノックしてはいる。

 「どういうこと?今日はゆっくりしていいって言ったじゃん、皇帝陛下シリルおじさん!」

 「あ。おはよう、ハル」


 ギロ。

 思いっきり無視だ。


 ケーキの恨み思い知れ。


 自分の席で泣いているシリルを放っておいて手近な席に座る。

 ちなみに。

 レナードは私の後ろに控えている。

 「私がお願いしたのです、殿下」

 あ。

 いたんだね、リュシアス。

 いつもなら流したままの髪を今日はゆるーく束ねている。

 今日も無駄にかっこいいね?

 さすがお婿さんにしたい人候補ナンバーワン。

 ……妻帯者だけど。

 「おねがいぃいい?」

 「はい」

 ちぇ。

 リュシアスなら仕方ないか。

 「どうして?」

 「有利に進めようかと思いまして」


 ふぅん?

 いいけどね?


 席についてしばらくして。

 ガーラク皇国とアルメィダ王国の特使がきたと知らせが入った。

 さて。

 始めますか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ