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 作業着に、幅広の麦藁帽子。

 こうやって見ると完璧に農家にしか見えないね。カート。

 「これはハル様」

 「調子はどう?」

 「前回に植えたものはようやく根を張ったようです。ケラソスのほうも苗木

 を植えておりますし、しばらくは見守ろうかと」

 「そっかぁ。葉っぱは?」

 「葉も状態がいいものを頂きましたので、いくつかに分けてとっております。

 ハル様もお使いになられたいかと思いまして」

 よく分ってるじゃないか。

 にっこり。

 「カート、やっぱりえらい~」

 「ありがとうございます」


 さすが下僕……(げふんげふん


 「じゃ、それ持って~部屋行こう?ちょっと実験したいし」

 「……まさか」

 「真術をお使いになられるのですか?」

 「うん」

 「……それは」

 「ここでしてもいいんだけど~」

 疲れたらカートかジークが抱っこで移動……。


 う~ぁ~ぅ~。

 い・や・す・ぎ・る!


 「他の人が見てる可能性あるし?」

 「そうですなぁ……」

 「では居室の方へ?」

 「うん」

 ぐる~りとUターンしようとしたら。

 躓きました。


 何で、こんなところに石ころがあるんだぁ。とか。


 地面と抱擁するまであと少しとか。


 顔から行くのは嫌だなぁ……とか思っていたら。


 ジークがガシッと掴んでくれました。

 「やはりお疲れのようですから、お連れしましょう」


 ひぃぃいいい~。


 丁重に断ったのに。

 抱っこされました。


 精神へのダメージが半端ないです。

 お姫様(皇子様か?)抱っこは恥ずかしい。

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