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【前編】オランダ洞窟の怪奇(異世界への扉) ~徐福が大和朝廷へ紡いだ「始皇帝の二千年帝国」~  作者: 如月妙美


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第十五章 受け継がれる使命

 令和の現在も、島の守り人たちはオランダ洞窟の秘密を護り続けている。新城のろの後を継いだ若い神女であるしょうのろは、月に一度の供養を欠かさず行っている。

「私たちは、あの洞窟で眠る全ての魂の安息を願い続けなければならない。それが島に生きる者の使命なのです」

 尚のろの言葉には、深い責任感と慈悲の心が込められている。四百年前のオランダ人船員、昭和の軍人や研究者、そして古代からこの地に眠る全ての霊魂への祈りを、彼女は毎日欠かさない。

 島の若い世代にも、この伝統は確実に受け継がれている。島唯一の高校を卒業した多くの若者は本土の大学に進学するが、その多くが島に戻ってきて、家族の仕事を継いでいる。彼らもまた、オランダ洞窟の存在と、それを守ることの重要性を深く理解している。

「島の外に出て初めて分かった。この島の自然と文化がどれほど貴重なものかを。そして、オランダ洞窟のような場所を守ることが、どれほど大切なことかを」

 大学で考古学を学んで島に戻ってきた新里青年は、そう語る。彼は現在、島の文化財保護委員として活動し、適切な形で島の歴史を外部に紹介する仕事を担っている。


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