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【プロットタイプ】軽いノリが嫌いなんだよ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

瑠衣も鏡花も、下ネタが嫌いって訳じゃないんです。

ただデリケートな話題を振っているのに、生半端な感じとか、悪ふざけの延長っていうのが嫌いなんです。


だから下ネタ言う時って何時もよりクソ真面目で目ん玉ガン開きで話すんですよ。

人間が大好きで大嫌いな瑠衣を相手にしているので、言動には気を付けるようにしている。表面はどれだけ巫山戯ていても、中身は真剣である様に心掛けている。瑠衣の中で、『誠実』という言葉は全てに勝る言葉であると思っている。


一緒に居て気付いたこと。瑠衣は人に触るのは曲りなりにも好きだけれど、触られるのは好きではない。私とは結婚した負い目があるのか、そこまで顔には出さないけれども、見ず知らずの第三者には敵意を剥き出しにする。

其れは美人局を思わせる女性と出会った時からも明確だった。彼女に腕を触られた時、物凄い形相で睨んだ事は今でも覚えている。その果て舌打ちまでして追い払った。

まぁだから、私が一緒の布団に潜り込んで、ベタベタと生肌に触られるのは、本当は物凄く嫌なのかも知れない。マグロ好きな猫なのも、それが理由の一つで。

それでも懲りずに瑠衣の布団に潜り込み、何時もの様に相手をして貰う。やる気がないのは明白であるが、興が乗るとそれなりに自分からも触れて来るし、普段無口な割に煽る事もある。

今日も終局にて気が向いたのか、自分から行動して、煽り言葉を何個か吐いて、共に崩れた。

「私、君に煽られてぐっちゃぐちゃにされるのが好きで。行為中、何も考えられなくなるのが好きで」

「筋金入りのマゾだもんな」

終わった後なせいか声は気怠かった。そして相変わらず口も悪かった。だが今は熱に乗じて何かしら口を割ってくれるかも知れない。

「瑠衣、触られるの嫌いでしょ? あと多分、下ネタとかも……嫌いでしょ?」

瑠衣が下ネタを言っている所を私は知らない。いや、言う事はある。今言った『マゾ』も『変態』も、その他の煽り言葉もそれなりに言う。だが下ネタ特有の嫌らしさを感じない。まるで医学的説明を淡々と述べられている様な、独特な無感情を感じる。

「……嫌いというよりか、真面目に話してないのが嫌いなだけだ。悪ふざけの延長で言葉を使うのが嫌なだけだ。

大抵、下ネタ言った人間に真顔で『今言ったこと繰り返せ』と伝えると、出鼻をくじかれた顔をする。あれが嫌いなんだよ。

………巫山戯た軽いノリで体を触られんのもそれと同じ理由。気持ち悪ぃ」

とても色事の後とは思えない様な不機嫌さで吐き捨てると、じっと此方を見る。何か言葉を待っている様だが、なんだか分からず、惚けた顔をする。

「お前、俺との行為に対してさっき何て言った?」

「ぐっちゃぐちゃにされるのが好きで、行為中、何も考えられなくなるのが好きで」

そう言うと、私の首に手を当て、髪の生え際まで指を入れる。ワサワサ掻き回すとそっぽを向いた。

別に下ネタ嫌いって訳じゃないですよ。

今まで下ネタ言ってくる奴を徹底的に潰し回る話ばっか書いてるので、誤解を招きそうですが。


ただ悪ふざけの延長、愉悦目的でやるのが嫌いってだけです。

デリケートな話題を何の覚悟もないまま話したくないんですよ。

嫌いな人も沢山いらっしゃいますしね。


まぁ瑠衣が下ネタ嫌いなのもそんな理由。

文字や言葉に関しては、私以上にゴリゴリに向き合っているので、悪ふざけの延長で下ネタ言うのが許せないタイプ。


だから理性ドロッドロ、もしくは覚悟ガンギマリで言う下ネタは嫌いじゃない。

下ネタ言った相手に、真面目に向き合って、それでも相手のペースが乱れないのが超絶理想。


触られるのも瑠衣は嫌いじゃないよ。

ただ戯れ程度に触られるのが嫌いなだけ。

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