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令嬢転生したけど恋愛フラグはまっぴらゴメンです!  作者: 高倉麻耶
第一章 第一王子ローランド
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第二話 レイアは誓った

 晩餐会の会場を抜け出して全速力で必死に駆け抜け、レイアは宮殿の外にある自分の屋敷へとたどり着いた。

 履いていたハイヒールは踵が折れ、既に投げ捨てており、裸足になった足は傷だらけだった。


「痛⋯」


 レイアは小さくつぶやいたが、足の痛みなどもうどうでもよかった。


(許せない⋯絶対に許さないわ)


 レイアはまた怒りに震えていた。


(男なんて、外道の生き物、絶対に愛さない! 愛してたまるもんか! 私はこの先、何があっても一生ひとりで、恋愛も結婚もせず生きていくんだ!)


 彼女は心に誓った。夜空に光る小さな星の光に、祈りを捧げた。


(どうか私に、決して、どんな細かい恋愛フラグも立ちませんように。もしも何か恋愛になりそうな雰囲気があったら、全力でそれを叩き潰します)


 一方その頃、解散となった晩餐会の会場で、王子は三人の令嬢に囲まれ、慰められていた。


「ローランド殿下、元気出して、ね⋯⋯」

「きっとレイアさんは今まで本性を隠していたのよ。あれが本当の彼女の姿だったのよ」

「そうよ、レイアさんのことは忘れて、きっとすぐに新しい恋が見つかるわ」


 だが、王子の絶望的に暗い表情は変わらなかった。


「婚約破棄なんて、どうして⋯レイア⋯レイアじゃなきゃダメなんだ、僕は、レイアを心から愛している」


 娘たちは顔を見合わせ、押し黙ってしまった。

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