世界観・語句設定
◇世界観設定
突如飛来した骸機と呼ばれる生命体によって人間たちが支配された世界
なお、舞台背景として高度な文明が発達し終え衰退の一途を辿った世界でもあるため
機械や高度な技術は既に遺産として残っている。
再現も可能だがこの世界においてはその労力こそ無駄足とその考えが切られている。
◇世界区分
人間の住まう場所は地下世界
天井は固い土に覆われており決して崩れることなく
数百年が経過しており、未だ壊れる気配がない。
骸機の住まう場所は地上世界
空は青く花びらが舞っている、と呼ばれている。
数章以降→その実態は人間が骸機と争った跡が残っている荒廃した世界
骸機が元の緑のある世界にしようと奮起している
◇種族設定
人間→何変哲もないただの生命体、生き残ってしまったたった一つの生命とも揶揄される
現に他の生命のほとんどは存在していない
なお後述する◇機命システム⑨にて詳しく記載するが男尊女卑の世界ではなく
少し女尊男卑に近い状態になりつつある
機命者→◇機命システム、にて後述。心臓を武器に変えて戦う人間を指す
人間よりも殺傷能力が高い代わりにその力のほとんどは寿命を縮める
そのため平均死亡年齢は人間の半分以下である
骸機→突如飛来した謎の生命体
機械の外骨格と機械のパーツが組み合わさり、
顔面が骸のようなためその名が付けられた
人間の脳を捕食して情報を収集することができる
姫→骸機の中に稀に出生するすべての骸機を思いのままに統率させることのできる存在
本人の年齢(出生からの経過年数)に応じてその統率の具合が格段に上昇する
◇機命システム
①機命システムの実態
骸機を倒すことで得られる骸鋼と呼ばれる
未知の鉱石を溶かした液体を、人間の心臓と組み合わせて武器にする
人間兵器の技術、及びその適合試験の実態を指す
②方法
人間の心臓を武器として外に出すため、代用品として人工の血液循環装置を取り付け
拒絶反応がなければそこでやっと機命者として生まれ変わる
武器のことは心臓が一つの最大な命として定められているため
LIFEと呼んでいる
なお拒絶反応は即死もしくは骸機に似た生物へと変化し、そうなった場合は即処刑される
③補足事項
機命システムの適合試験では適合率が高い者のみ、
2つの武器に変化できるように対応が可能となっている
④使用方法
機命者は胸に手を当て武器にするイメージを思い浮かべて「LIFE」
と呟いたり叫んだりすることで、LIFEを取り出すことができる
⑤機命者の利点欠点
利点として機命者自身の身体からLIFEを出した状態で傷を受けた場合、
寿命を減らして治癒させることが可能である
このときLIFEをしまっているとその時間が大幅に減らせ
また瞬時に回復させることができる
欠点としてLIFEは所有者の手元から離れることがなく、
仮に離れたとしても短時間であれば死に至ることはないが変わりに徐々に寿命が減少していく
もしも完全に離れた場合、もしくはLIFEの破損率が
各所持者それぞれ一定割合以上となった場合、その機命者は即死する
⑥機命者
機命者は命(心臓)を武器に変えた人間である
そのためかLIFEを長時間出していると血流循環装置を以てしても限界があるため
急速に寿命が減っていくことが分かっている
⑨世界への影響
機命者の成功確率は極端に低くほとんどの成功確率の割合が性別の、
また一方に偏りがあるということが分かっておりそれは女性であるということである
研究が進んだ今でもそれは変わらず1:99、もしくは1の数字が
それより低く男子の割合が非常に低いということが分かっているため
人間同士で争う必要性はないが機命者側は男尊女卑がなくほぼ平等、女尊男卑に近い状態にある
◇組織
機命団→機命者側に存在
侵入してくる骸機との戦闘、また出入り口の封鎖及び地上世界への探索を行い
人類復興を目指すこの世界において最も力があり、有名な組織
骸機捜索特攻部隊→機命者側、主に骸機の捜索を担当する部隊
通称、捜索部隊・補欠部隊等、揶揄される
事前に骸機の場所を特定するのが目的とされ編成され、
機命者と同等に死亡確率が高く主に骸機により殺されるのが多い
機命者が女性が多くいるのに対し、こちらはやや男性が多い
教会審問会→人間側に存在
骸機との戦闘、及び討伐に対して異端を唱える反抗組織
機命者を優先的に狙う傾向あり