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妖達と祓いやさん  作者: 蒼空の龍神
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始まりし時、反対の予言されし少年

時は平安時代中期


場所は平安京

もののけ はびこ

ここは悪霊達に物の怪(妖)達が蔓延る都・平安京

ごりょうしんこう

御霊信仰が最も栄えて町全体が荒廃していた。


ここで京を守る人々は大きく分けて二種類いた。


まず、祓いやと呼ばれている人々

それは妖達の討伐のプロフェッショナル


もう一人は現在でも有名な陰陽師

籤を使って占いをしたり土地に宿る相を見て貴族の位も持つ。また姓名判断や現在でいう占い師だ。


また、彼らは式神と呼ばれる契約した存在を使って妖達を討伐していた。





代々続く祓いやの名家の吉田家に一人の男児が産まれた。


陰陽師の芦屋家に姓名判断をしてもらう。


「この少年は不吉の象徴だ。」

そう言われて殺そうとしたが、親子の情が邪魔をした。


吉田家はその男児を妖達の多くいる貧民街に捨てて来た。


話は五年前に遡る。


陰陽師の名門の結縁一族に一人の男児が産まれてきた。


「この少年は吉兆の象徴である。大切に育てれば、必ず福が舞い込むことだろう。」


「神々達に愛されて、決して誰にも出来なかった事を成し遂げることであろう。」


そして、この一族の先祖


神と親友になった初代当主×××の名を授けた。


少年の真名は隠蔽されることになった。


仮名を結縁絆(けちえん・はん)と言う。


エセ陰陽師に祓いやという名の詐欺師が蔓延して手に負えない状況だった。さらに肺の病が一斉に流行ってしまって既存の薬も効かない。


しかし、効く薬もあったが、高額でそのせいで騙されてしまってまた一人その犠牲になった老女がいた。


その孫の道満は詐欺師を憎み続けて悪霊と契約した。


名を『虚飾』のドーマン



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