俺は召喚されてしまった、、
突然ですが、俺こと、荒川竜太はいろんな小説で定番中の定番である、トラックに撥ねられて異世界転生or召喚の異世界召喚されてしまった。下級使い魔として、、、
「って、なんで下級使い魔なんだよ、、
普通、こういうのって勇者とか魔王とかになれるんじゃないの~
よりにもよって、使い魔しかもソシャゲでいうところのノーマルガチャから出たとようなもんじゃねえ
かよ」
俺がなぜ、召喚されてそうそうこんなことを言っているかというと、目の前に自分のステータスが展開されているからで、その内容に納得いかないからである。
ステータスはこうなっていった。
荒川 竜太 16歳 男 地球人(第一形態)
体 ∞
攻 10
守 10
魔 10
特殊能力
変身(条件を満たさない限り使用不可)
備考
使い魔(下級)
(いやいやいや、これはおかしいだろ、、、
体力は∞ってなんだよ、、
しかも、レベル制じゃないのにこのステータスの偏り、、、、
あと、第一形態って俺は人間じゃなくなるのか?
なにより、なんで使い魔なんだよ~)
俺が一人頭を抱えていると、誰かに話しかけられた。
「あのぅ、この近くでわたし使い魔を召喚したんですけど、見ませんでしたか?」
金髪の女の子に話しかけられた。
(あれ?もしかして、俺って使い魔だとおもわれてない?
たぶん、いやもしかしなくともこの子に召喚されてるよな俺)
そこで、俺はこの子には悪いが騙させてもらうことにした。
俺:「どんな、使い魔なんだい?」
女の子:「わたし、今回はじめて使い魔を召喚しまして、恥ずかしい話なんですけど、契約する前にこの
辺りに召喚してしまったんです。下級なので、ゴブリンなどかもしれないんですけど、、、、
それでも、わたしの初めて呼んだ使い魔なんです。」
俺:「そうなのか、、そういえばさっきあっちのほうで足音がしてたぞ。」
女の子:「ありがとうございます。」
そういって、女の子は走っていった。
(やばい、、、女の子がかなり良い子だったがゆえに罪悪感がはんぱじゃないな、、、」
「でも、これで俺の大冒険がはじまるぜ」
かくして、俺の主人のいない使い魔生活が幕を開けた。