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#twnovel 幼馴染みのイルカが遊びに誘うが少しも気持ちが弾まない。「どうしたの?」「どうしたんだろう?」首を傾げ合うも彼の首が見つからなくて思わず笑ってしまった。背中に乗って水面から海中、再び水面へ。飛び上がる度にシャボンの玉が煌めく。思い出せるその時まで全て忘れていよう。

(奏。の海は、 透きとおったシャボン玉の浮かぶ、子供の夢の海です。 イルカに乗れば、色鮮やかな魚たちと泳ぐことができます。 忘れてしまった夢と笑顔も思い出すことができるでしょう。

https://t.co/V72ohmM1f3)



#twnovel 弄ばれることを承知で近付いた。火遊びと心得ていたつもりだった。ところがどうだろう。君は僕のことをてのひらで蹂躙するんだ。それなのに僕の鼓動と来たらときめき駆けて翔けていく。なんて情けない。なんて心地好い。マゾヒスティックじゃないのに君の前では平伏すしかないんだ。

(@OdaibOt てのひらで蹂躙する鼓動)



#twnovel 骨折したからってお姫様にでもなったつもり?なんて、ヒロイン気取りのあの子が嫌味ったらしく声をかける。煩いなぁ。無視して頭の中の宝石箱を慈しむ。私だけにしか見えない宝の箱だ。中身は一流の怪盗にだって盗めやしない。だからそんな小娘の言う事なんか痛くも痒くもないの。

(@OdaibOt 骨折、ヒロイン、宝石箱)



#twnovel くちゅん、くちゅん。小さなくしゃみ。おや、珍しい、と声をかけると、まぁ。わたくしだって風邪くらい引きますの、と上品だが少しツンケンした言葉が返ってくる。悪かったよ、我が家の招き猫さん。ちっとも悪びれていませんわ。くちゅん、くちゅん。風邪を引いた猫は炬燵で暖を取っている。

(お題箱 風邪を引いた猫)



#twnovel 枝毛を抜くように頭に生えた羽根を引き抜く。ぶちりと何かが死んだ音。そんなことしちゃあいけないよと誰かが囁くのを止める術はない。耳を塞いだって私の内側から昇る熱は少しも下がらないから。甘いあまい薬をください。いいこになんかなれない私だけど、それでも生きている。

(一族のしきたりが原因で髪が羽根になり、至る所に一対の翼が生える病にかかった奏。は、対価として動物と会話ができる力を手に入れました。ただし力を使い続けると高熱が出てまともに息ができなくなってしまいます。治療す…

#奇病と異能と対価と

https://t.co/0DtJOuCFyH)



#twnovel 最初は小さかった蕾。私の純潔から咲くのは可憐なデイジー。無邪気だった私の記憶が鎖骨を飾る。平和な日常を祈っていたはずなのに。花弁と一緒に私の言葉は融けて落ちていく。ひとつ、ふたつ、みっつ。あなたへの想いも、消えていく。やがて枯れるのを待つことも出来ずに、ただ、そっと。

(奏。はデイジーが鎖骨に咲きました。この花は奏。の記憶を具現化したもののようです。また、花が成長すると言葉をひとつずつ失っていきます。

#花咲き病

https://t.co/6tIRO1PO8Z)



#twnovel 揺れる尾の行方を知っていますか。知っているなら教えてください。ちらちらと覗く舌で優しく撫でても良いですか。恐れないでください。噛んだりしないイイコです。だから、やめて。そんな目で見ないで。鱗に覆われていく身体を見ないで。見捨てないで。へびに見初められても独りにしないで。

(奏。さんはサーペントの特徴が体に現れました。

これからどうなるのかは貴方次第です。

#幻想病

https://t.co/xRksTU2eCU)



#twnovel 憎いにわとりを縊り殺してシチューに混ぜよう。あなたの好きだったチキンのシチュー。きっと喜んでくれるはず。なのに可笑しいな。どうして白くならないの?赤がいつまでも消えない。消えない。消えない。あなたに食べてもらえない。


そうして気付く。

私はいつから怪物に成り果てていたの?

(@OdaibOt にわとり、怪物、シチュー)



#twnovel あの日、君との約束を破った日から、僕の世界は夢の中。何をしてもいいんだ。だって現実じゃないものね。夜になるとやって来るそれには目を瞑って見ないフリ。幸せな夢だけ見ていたいから。なのに君が脅かす。夢なら何をしても、いい。それなら邪魔な君を食べちゃってもいい、よね?

(奏。さんは夢の世界を現実、現実の世界を夢だと思い込む奇病を患っています。

幼い頃の約束を破ったのが原因です。

全てを取り戻さなければいけません。

他者の犠牲によって完治するでしょう。

https://t.co/RMYoogzXAs)



#twnovel 愛しています。それは罪悪の言葉。言ってはならない呪いの言葉。知っていた。知っていたけど言いたかった。伝えたかった。知って欲しかった。今はただ後悔している。君の顔を歪ませるつもりなんてこれっぽっちもなかったのに。ごめんね、僕なんかが君を愛してしまって。ごめんね。ごめんね。

(【奏。の場合】

愛してると伝えたら相手の顔がひどく歪んだ。ほらみろと心の中で誰かが言う。お前になんか誰も愛されたくないんだよ、と。

https://t.co/0oqMtE8nzq)

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