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141〜150

#twnovel あなたに届くだろうか。今この苦しみの中にいるあなたに。それを私に分けて欲しいと思うけれど、でもやっぱり痛すぎて嫌だなぁなんて我が儘なことを思っているの。ねぇ、あなた。きっと幸せが待っているよ。私はそう信じているの。あなたとあなたの分身がこの世界で出会える幸せが。



#twnovel もう今更だろう。君の嘆きを止めることなど出来そうになかった。窓の外では降り始めた雨に人々の足も早くなる。君にかける言葉は何一つ浮かび上がらない。僕は目の前の珈琲に砂糖とミルクと溜め息を溶かす。この恋を使い捨てるには愛しすぎたんだ。なら君ごと飲み干すべきだろうか。

(@odai_bot00 使い捨てるには愛しすぎた)



#twnovel 腐敗した身体を魚がつつく。そうか、僕は死んでしまったんだった。不快だったので魚を追い払おうとしたら、腕が捥げて沈んでいった。なんてことだ。取りに行こうと足掻くと今度は足が離れていく。畜生。僕はバラバラ死体として発見された。違うんだ。滑って海に落ちただけなんだよ。

(@odai_mzekaki 腐敗した身体を魚がつつく)



#twnovel 君が余りにも眩しくて僕は涙が出ちゃうものだから、空を見上げて誤魔化すことが増えてしまった。「なんでそんなに空ばかり見てるの」「空高く昇って太陽に身を焦がされたい年頃なんだよ」「なにそれ」君は笑う。やっぱり眩しい。僕は君という太陽に焦がれた愚かなイカロスなんだ。

(@odai_mzekaki 空高く昇って太陽に身を焦がされたい)



#twnovel 分かりました。やっぱり私は誰の為でもなく自分の為に言葉を吐き出してるんです。リストカットをSNSに載せる少女達と何が違うと言うのでしょう。醜い醜い醜い。でも赦してください。私は自分で切り裂いたこの傷口から漏れ出す言葉を留めることが出来ないのです。赦してください。



#twnovel 噛み付く。噛みちぎる。咀嚼する。嚥下する。君で満たされる空腹。さしずめ僕は愛の捕食者、涙の狩人。君は美しく醜い顔で痛みに耐える。僕を振り払うことはない。何故そんなにもいじらしい。僕はまた生き永らえる。詰まらない世界で新しい君を探す。君を糧とした僕を許さないで。

(@OdaibOt 愛の捕食者、涙の狩人)



#twnovel 想像してみる。全てが息絶えた世界のことを。死して始まる世界はきっと誰の目にも触れていない分、真白で純粋で美しいのだろう。何一つ生きていなくとも、呼吸するものがおらずとも、世界は在るだけで良いのだ。僕も君も仔猫も木々も風も雨も神様も、そこでは何の価値もないのだ。

(@odai_bot00 死して始まる世界はきっと)



#twnovel 暗闇の中を歩く。耳を塞いで目の前には小さな画面。このメロディは僕の胸を掻き乱す美しい世界。ほら、手を伸ばして。もしかすると届くかもしれない。君の消えたあの夜空に。「お生憎様、今宵は曇り空」本当は分かっていた。君の元になど行けないことを。そんな資格がないことも。



#twnovel 何度も引き合い巡り会う、あなたとわたしの繰り返し。寄せては返す波のように止めどなく、明けては暮れる太陽と月のように延々と長い時間をかけて。あなたの温もりを忘れた体を震わせるのはわたしの心。思い出させないで、忘れさせないで。運命と云う名の引力があると見せ付けて。

(@OdaibOt 何度も引き合い 巡り会う、運命と云う名の引力がある)



#twnovel 誤字だらけの変な文章から何日も何時間も何週間も更新されなかったら、それはあの夜から私が還らなかったのだと思ってください。私はきっと囚われてしまって、何処かの誰かを想って哭いているでしょう。もしあなたが見つけ出せたなら私の人生まるごと差し上げましょう、なんて、ね。

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