111〜120
あなたの影を踏む距離に
いられなくたって構わない
私の足を動かすのは
私自身なのだから
(けいさん(@K_aemo)の絵より)
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#twnovel 泣けたなら楽になったのだろうか。怒れたら。死ねたなら。それでもきっと楽になどならない、この心の傷痕に花束を。効きもしない痛み止めの代わりに出来るのは手厚い供養だ。さようなら、二度と甦ってくれるな。こんな痛みなど棄ててやる。僕から何かが欠落するのだとしても。
(@odai_bot00 効きもしない痛み止め)
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> 月明かりに照らされて https://t.co/tUFT0k0M7J #odaibako
#twnovel 月明かりに照らされて浮かび上がったその姿は最早人間とは呼べなかった。あなたは余りにも醜い自分の姿に絶望して吠える。叫び声は遥か彼方の誰かの耳に届く。「あれは狼男だわ、恐ろしい」満月から降り注ぐその光は優しく暴力的。ああ、どうして。あなたの頬に伝う涙は暖かいのに。
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#twnovel すまない。本当はこんな姿、君に見せたくはなかったんだ。...君が悪いんだ。そんなことで死んでしまうから。君の魂がもっと成熟するまで待っていた僕の身にもなって欲しい。君ったら死ぬ時までドジだよな。仕方ないか、君はそういう奴だ。さ、お別れだ。目を閉じて。また来世で。
(診断 あなたの真の姿は『死神』)
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#twnovel 夜は人間を狂わせる。特に土曜のそれは中毒性が高い。酒のように人々を陽気にさせ、身ぐるみ剥がして本性を剥き出しにさせてゆく。堕ちるも良し、抗うも良し。だって良くあるでしょう。SATURDAY NIGHT FEVER ってやつです。あなたも魂曝け出して踊りませんか。
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#twnovel 先生は煩い。天気が良ければ日に焼ける、気温が低ければお腹を壊す、低気圧が近付けば頭痛薬、洗い物をしただけでハンドクリームと綿の手袋を用意。女の子は乱暴な口調は駄目だと叱る。でも分かってる。先生は嘘ばかり吐くから。私の為ではない。先生好みにしたいだけ。よね、先生?
(@OdaibOt 先生は嘘ばかり吐くから)
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#twnovel 堂々としていろ。威張らずに、驕らずに、お前の体の真ん中を1本の芯がスッと通っているように。静かに、ただ静かに胸を張り、誰の目にも止まらずとも唯々自分に誇りを抱いていれば良い。お前の心は誰にも踏み躙られることはない。自身の主であれ。お前を生かすのはお前なのだから。
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わたあめのようにふわふわ
かたさなんてまるでないの
やさしさだけがつまってる
もっともっとたべたいなぁ
だめだめだめ、あげないよ
たべすぎていがこうふくさ
かわいいあいすもください
よくばりだってきみだから
(神條月詞さん(@Tsukushi_novels)リクエスト
ラブレターss)
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#twnovel もういいかい。まぁだだよ。なんて無意味な言葉遊び。君の口から「もういいよ」が出ることはない。なのに俺を傍に置いておくんだね。痛いくせに、辛いくせに、それでも頼ってくれないくせに。いいよ、とことん付き合ってやるよ。いつまでも、何処までも。君の為なら地の果てまでも。
(@odai_bot00 痛いくせに、辛いくせに、それでも頼ってくれないくせに)
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甘くて蕩けるロリポップ。
私の希望を包み込む。
あなたの絶望溶かし込み
私が嚥下してみせましょう。
(水無月ゆりさん(@yuri_june6)の文の続きで
『ストロベリー・ロリポップ』)




