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よくある異世界に飛ばされる設定のあれである

俺はその辺によくいる普通の大学生だ!

今年で二十歳!

特にスポーツが出来るわけでも、なにか得意な事があるわけでもない!

本当によくその辺にいる大学生だ!

とここまでは良くある設定である!

がしかし、ここから先もよくある設定が続くのである…


よくある異世界に飛ばせるアレである…


パソコンから飛ぶわけでもなく、誰かが迎えに来るわけでもなく


気がついたら異世界でした!

というあれである!


そんなこんなで俺の波乱万丈な生活が始まるのである。



そんな波乱万丈な物語の主人公である

俺の名前は 一ノ瀬 冬夜 !

名前だけはかっこいいという悲しい設定である…

でも顔もそこそこカッコイイ方である!たぶん…


富山の某大学に通う俺は実家から車で通っている。

いつも会社に行く父親に起こされ、そして母親に起こされ

そして高1と高3になる妹…ではなく弟に起こされてから一番最後に

家をでて学校に向かうのである。

たまーに気が向いた時は弟共を送ってやることもあるが、基本は一人で

アニソンを歌いながら車で20分の大学に向かう平凡な毎日である。

妹ではなく弟という設定を除けばよくある、とてもよくある設定なのだが…

いやー可愛い妹が欲しかったのにゴリゴリのバスケ部と柔道部の兄貴って…


とりあえず俺のとこは大体は理解してくれただろうか?

情報がすくなすぎる?そんな事知ったこ事か!

それよりも今俺はとにかくやばい状況なのである…

なにがやばいかと言うと…なにがやばいのかも良くわからない状況なのである。


とりあえず俺は今異世界にいる。

日本でもこの世界のどこでもない所にいる。

よくいう時間軸がずれた的なやつかも知れないが、

ここが異世界なのだけは確かで、朝起きたら父親でも母親でも弟でもない

ヤツに無理矢理起こされた所から俺のこの物語ははじまる。



『起きろ こんな所で寝ているとおそわれるぞ』

眠気を吹き飛ばすほどの日差しと聞いたこともない野太い声で

今日の1日がはじまる…

『うわああああああああ…あ…あんただれ…』

目の前には声とは裏腹に透き通るような色白の男が立っていた

そして俺は首筋に激痛と共にここでもう一度眠りつく…

これがアニメとかでよくある気絶させられるアレか…マジいて〜…

そんな事を思いながら俺はドサっという音と共に砂の上に倒れた。

これが リード という戦士の出会いである。



それから何日かたち俺はリードからたくさんの事を学んだ。

この世界に名前はないらしい、だから皆はこう呼ぶ

名も無き世界

まあ、そのままではある…

そしてこの世界には五つの国がある。

城塞都市フリード 商業都市ゼクト 魔法同盟ウル 精霊都市アーヴァイン

そして今俺がいる 古都ニール である。

なんでこんなに詳しいかというと、この世界は皆日本語を喋るからだ。

異世界に飛ばされても言葉に不自由しないというあれである。

でも文字に関しては数字のみ同じだがそれ以外の文字はまったく理解できない形状をしている。

そしてなにより驚いたのがこの五つの国家は争わないということだ。

ただ3年に一度こちらでいうオリンピックてきなイベントが開かれる。

この戦いを ゼロの軌跡 という。

この戦いで勝つことで何かが起こるわけでもなく、仲の良い国家同士の娯楽である。

がしかしこの娯楽を本気で行うのが、この世界の唯一絶対の理なのである。



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