絶対寝取られない女と恋人のショタは怖い
これはある高校のお話。そこには、やたらあり得ないくらいの美女といかにも草でも食べてそうな可愛い男の子のカップルいます。
このカップルはあまりイチャイチャすることはなく、しっかりと場所や倫理を弁えていて、でも本当に仲の良いカップルです。
そして、美女にクズ野郎というのは付き物。なはずですが、この高校で彼女を寝取ろうとする者はいません。……いえ、かつてはいました。しかし、イケメンの野球部エースも催眠術同好会のノッポも柔道部の担任の熊のような外見の体育教師も一度は挑戦してプライドを粉々の微塵にされてしまう……という噂がありました。
そして、絶対に寝取れない女と言う称号をいつの間にかついていました。おや?ここに一つビデオがあります。見てましょう。
「はぁ、ついてきましたけど、これは何の集まりはなんですか?」
「へっへっへっ、お前、あのショタには勿体ないと思ってよ?落として肉便器にしたい奴を募集したんだよ」
「へぇー、そうなんですか?人気ですね。都さん?」
「はぁ?!なんでクソショタがここにいるんだよ?!」
「はぁ?アンタみたいな自意識過剰な顔だけ……いや、別にそこまで良くないわね?うん、そんな男にノコノコついていくわけないでしょう?莫迦ですか?」
「はぁ?!!!!どう見てもイケメンだろうが!マジではらたつな!」
「うーん、確かにイケメンっぽい顔ですがそこまで自信満々になれる程ではないですよね?」
「あー、もう、キレた、完全にぷっつん来ちゃいました。泣いて謝っても許さねぇからな、おい!」
「あー、ねぇところでさ?都さんとぼくが付き合ってるのは知ってるよね?」
「うっせぇーぞ、クソショタ!別にお前がいても関係ねぇ」
「うーん、辞めといたほうがいいよ?都さんって、気に入らないとスパッと切る人だから。あと、ぼくはショタじゃなくて翔太だよ?」
「(#´Д`)へへへ、人って奴はさ、本気でキレたら返って冷静になるんだな。初めて知ったわ」
「あー、うん、ごめんね?いや、ここに来るまでに話してたんだけどさ?多分、都さんを落とすつもりで呼んだんでしょうってなってね?ぼくも都さんもやってみれば?って思ったんだよ」
「………はぁ?」
「ふぅ、理解出来てないみたいですね?いえ、私は別に翔太くんがいれば他の有象無象がどうなっても気にしないんですよ?でもね、それ、毎回時間取られるの面倒くさいでしょ?」
「うん、ぼくもあまり誰かとやっても気にしない。いや、うん、腹は立つんだけどさ。お互い、開発や勉強しあって、さて、今、どんなレベル?ってなった時にこんな事してくれるから乗ってみないって提案したんだ」
「………頭おかしい」
「否定しませんよ。翔太くんも誘われてるからお互い一回やってみるで話はついて、ただ、浮気は良くないからお互い見る事を前提にってなったんだよね」
「いいぜ、そっちがその気ならやってやらぁ!」
「ねぇ、あんたさ、ほんと下手だよね」
「はぁ、はぁ、ありえねぇ。なんで媚薬使ってんのに平気なんだ」
「はぁ?媚薬ぅ?そんなものに頼るから上手くならないんですよ?まぁ、いいわ。流石に濡れてなさすぎかな?翔太お願いしましょう」
「あー、うん。全然濡れてないねー。仕方ない。じゃ、そこの池面くん?だっけ?ゴム付けて準備してる間に濡らしとくから」
「クソ!腹立つな!」
「はいはい、わかったわかった。でも、流石に濡れさせてくれない奴に生は無理だから。じゃぁ、翔太お願い」
「はい。そういや、媚薬はどう?」
「うーん、体少し暖かいだけ?うん……はぅ!」
「あー、でも、いつもよりはかなり敏感だね?」
「うん、ぅん!うん!!!これ、そこまでだったんだ。ひっ、あ、あっ、ダメェ!」
「うぅわ、都ちゃん、濡れすぎ、しかも、感度もやばい」
「_:(´ཀ`」 ∠):」
「うん、池面くん準備出来たよ?あーうん、そっちも大丈夫だね、うん、都さん、ゴニョゴニョゴニョ」
「はぁ、はぁ、はぁ、わかったわ。はぁ、どうぞ、そこの人」
「やっ、やってやらー!ヒィヒィ言わせてやる!」
「はぁ、いくいくいく。ひい、ひい、ひい、どうですか」
「あー、クソ。エロすぎだろ!ちくしょう!」
「はいはい、ありがとね?まだする?」
「あぁ!ってクソもうゴムが無い!」
「はい、じゃあこれで終了。あー、総評してあげたいけどさ?私、今、めっちゃイライラしてるから後でいい」
「はぁ、どう言う……」
「うん、翔太に解消してもらうから、おー、そこで見ていく?」
「U・x・U」
「ふーん、まぁいいわ。翔太!準備は……ダメだ出来てないわ」
「いや、当たり前でしょう?なんか下手くそなAVにしかみえなかったんだから」
「下手……くそな……AV」
「わかるわ。やりながら思ってたから。わかったわ、口でするから」
うーん、わかったよ。はい、(ボロン)」
「はぁ?ナニアレ?あれでNO勃起?」
「うん、勃起なしで18センチくらい?したら23くらいだったかな?」
「うそ、オレ、10の12.5で……大きいって点……すごいって……」
「ふふふ、しかも、これ、暴れ馬みたいに乱暴なの」
「ねぇ、都ちゃん?ぼく、暇だから早くしてくれない?」
「……あれ?ショタの口調が……」
「うん、これね、嫉妬じゃなくて、苛立ちだから。痛み覚悟してたのにオ◯ニー見せさせられただけって」
「ふふふ、はいはい、」
そこにはマグロの様に痙攣し、ピクピク震えるモノが一匹……いや、よく見れば端っこにイケメン()がいるので二匹いた。
「あー、ねぇ、都さん?これ、大丈夫かな」
「……大丈夫……なわけ……ないでしょ……」
「だよねー。うん、そして、一つ質問があるんだけどね?ぼく、他の人とやって大丈夫かな?」
「……ふぅ、やっと起きられるわ。……そうね、やってみて初めてわかったわ翔太。やめましょう。今まで好きだったけど、今は愛に変わってしまったの」
「ふーん?」
「そうね。今までは楽しいとか、面白いからの何となく一緒のつもりだったわ。つまりね?面倒くさがりの私ですら、本気で添い遂げたくなるほどのモノなの」
「うん、成る程。都さんがそこまでになるなら、やめておこうかな。うん。断ろう。刺される未来が見えたから」
「間違い無いわ。これ、知って一生してもらえないなら暴走する、私でも」
「そこまで言ってもらえるならいいや」
ここで、映像が消えてしまった。
そう、真相はこうだ。男は全て返り討ちにあい、女は相手にされない、翔太がショートランスだと想像しているのが殆どで聖槍だと知り逃げた。
いや、一部の勇者は挑戦しようとした。が、堕ちても二回目はないとバッサリ切った。これは本当に優しさから来ており、いつもは退屈そうで執着のなさそうな都の本気の顔に誰も手をあげらなかった。
ちなみに、池面くんは打って変わって真面目になり、今までにやり捨てした人に謝り、将来、浮気で騒動を起こす未来がそれなりの人生になったそうな。
寝取られて闇落ちした幼馴染の女の子を書いてしまい癒しとして寝取られないモノを書きました。
裏設定
実は2人共、異世界転移の経験者。翔太は賢者、都は勇者で魔王討伐後に報告無しで帰還。能力を人間らしい物にまで落として記憶処理をした。