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追放された元公爵令嬢は何故か、追放した王子と冒険者をする  作者: 蟹の身が綺麗に取れない
プロローグ
1/23

前日談

文才がなく、読みづらかったらすいません

「アイリーン!マリアに対する誘拐を企てた罪で、婚約破棄、並びにお前の公爵令嬢としての身分を剥奪する!!」


お城のとある一室

私の目の前にいる顔だけが取り柄の猿、もといこの国の王位第一継承者、エルメス・バートルイス殿下はそうおっしゃいました


あっ!自己紹介が遅れました。アイリーン・アストガード。この国の公爵令嬢です!よくある、トラック転生を果たしました。因みにこの世界が乙女ゲームかどうかはよくわかりませんが、婚約破棄されているならそうなのでしょうね。まあ私は誘拐なんて企ててないし、十中八九マリアさんの自作自演でしょうね



「かしこまりました。では御機嫌よう」


だが!!肯定する!!

こんな馬鹿と婚約してられるか!この世界に転生してからというもの振り回されるわ、フォローしなきゃいけないわ精神やられるわ!

あと、貴族って面倒くさい!終始笑顔で、人がミスしたらヒソヒソヒソヒソ!魔法ぶっ放してやろうかと思ったわ


「待て!!マリアに謝っていけ」


「申し訳ございません」


「え、あっはい」


「それでは」


よし、トントン拍子に話が進んでよかった!彼女もびっくりだろう、罪押し付けようとしたら、受け入れるんだもん

早速回れ右して出口から出て行く

お父様や陛下に話が行く前に早く逃げなきゃ!婚約破棄をされたとなれば二人とも飛んでくるだろう。

優雅にそれでいて早足で廊下を歩いている。城にいる人たちは、働きながらも横目で私を見るがそこはプロ、興味よりも仕事優先。流石ね


「はぁはぁ、お嬢様!お待ちください!」


「よく追いついたわね」


急ぐ私に声をかけてきたのは、私付きのメイドである、アリサだ。王太子妃になる為、王家から付けられたメイドだが歳も近く仲はそれなりにいい


「なぜ、はぁはぁ、否定しない、のですか?」


何故って、前世で読んだ小説で予想付いてたし。魔法で冒険者無双したいし…なんて言えるわけない…よし逃げよう


「闇よ、我が身を隠せ。『影絵(シャドウ)』」


「あ!お嬢様!」


許して、アリサ!私の冒険者ライフの為に!


「今一瞬影が?」


「やだ、幽霊?」


魔法のおかげで、私を見てもみんな影が一瞬通り過ぎたようにしか感じない。

幽霊騒ぎになっている混乱に乗じて城から脱出し、城の近くにある公爵家に忍び込んで、自分のタンスから庶民服を引っ張り出した。


アリサにはお忍びの為って言ったけど、こんなドレスじゃ冒険者になれないし、このぐらいなら貰ってもいいよね…



よし!準備は整った!!


向かう場所は王都から遠い冒険者の街、グレンタス!

そこで冒険者になって庶民として暮らそう!!



さよなら!貴族ライフ!

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