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子豚でなくベヒモス。

よろしくお願いします


コロコロ改題して申し訳ございません、たぶんこれに落ち着きます

どうもナンジョウです、目の前に突然裸の幼女が現れたどうされますか?僕ですか?

見てくれればわかりますよ




「..................」


光がさるとそこにさっきの豚ちゃんの姿はなく、代わりにピンクの髪の幼女がたっていた



んん?これは一体どういうことかな?


「......?」


目の前の女の子は首を傾け、頭に?マークを浮かべている


俺もそんなマークが出るなら出してみたいよ


「.........はっ!いかんいかん、落ち着け」


そうだ、落ち着けナンジョウアキト

とりあえず状況確認だ



ここは森、そして夜

この場にいるのは18歳の元気な男の俺と裸の幼女



ははは、何の冗談かな?



「ご主人...?」


「へ...?」


ご主人...?なに、俺のこと?


「ご主人って俺のことかな...?」


「違うの?」


や、やっぱり俺のことだったのか...


「君はそのさっきの子豚なのかな...?」


彼女のお尻からネジを巻いた可愛い豚っぽいしっぽが生えている


「違う」


「へ?」


「豚じゃない、私ベヒモス」


幼女がぶくっと頬を膨らませる


そして異変が起こる


ゴゴゴゴ...!突如地震が起こる


「え、な、なんだ...!?」


俺はここであることを思い出す


ーベヒモスは普段は温厚だが怒るとやばいー


目の前で可愛らしく起こる幼女(ベヒモス)

そして、揺れる地面。これは...



「す、すいませんでしたぁ!!」


俺は目の前の幼女(ベヒモス)に全力で土下座をする


幼女に土下座をする青年、危険な香りしかしないが、なりふりかまっている暇はない



「ん、許してあげる」


幼女がそう言うと地震が段々おさまっていく



「よ、よかった...」


「ねぇご主人」


「な、なんだい?」


「寒い」


幼女がそう言って、自分の体を抱き込む

俺はずっとこの子が裸なのを忘れていた


「あぁごめん!ごめん、着てくれ!」


俺は自分の魔法カバンから服一式を渡す


「ん、これだけでいい」


そういってシャツだけを受け取り、ダボダボのシャツを着る


なんだろう、この背徳感は...

美幼女がダボダボのシャツを...これはマニア受けしそうだな


「それで君はさっきのベヒモスなんだよね?」


コクッ


幼女が頷く


「それでなんで俺がご主人なのかな?」


「ご飯くれた」


「それだけ?」


コクッ


幼女は再び頷く

ご飯くれた=餌付け的な感じなんだろうか?


「それはわかったけど、ご主人っていう呼び方は慣れないから別の呼び方にできないか?」


「わかった、じゃあ......パパ」


「全力でご主人でお願いします!!」


俺は再び土下座をしてお願いする


「ん、わかった」


幼女はコロコロ笑って俺に頷く


「それにしても君がさっきのベヒモスなんてな」


「ん、じゃあ証明する」


そういって幼女が輝きだし、輝きが収まると


「プギッ!プギー!!」


そこに現れるのは一匹の豚ちゃん


「確かによく見ると面影が...」


ないですね、まったくさっきの幼女の面影はありませんね。しっぽは変わってないけど


そして再び子豚が輝きだし、幼女の姿に戻る


「わかった?」


「あぁわかったよ、ありがとう。ところで君の名前はなんて言うんだ?」


ずっと君呼ばわりってのも悪いだろう


「名前ない、ご主人つけて」


「俺が...?」


コクリ、幼女がまた頷く


んー、これは断ったらさっきと同じ目に会うかもしれないからな...


それにしても名前かぁ...外国風の名前がいいよな...


「それじゃ「ローラ」ってのはどうだ?」


「気に入った、「ローラ」って呼んで」


よかった、気に入ってくれてよかった...

ぶっちゃけ適当に思いついただけなんだけど



「それでローラはなんでこんなところに」


「歩いてたら迷った、お腹空いてる所にご主人とあった」



え、なにその簡単な理由


「どうして迷ったのかな?家族とかは...?」


「覚えてない、気づいたらこの森で迷ってた」


んー、これは迷子ですかね、それに家族は覚えてないと...


でもベヒモスだし、そんな数は多くないだろうけど...


「別に家族とかは問題ない、ご主人についてくこと決めたから」


「え?」


え、なに?今俺についてくるって?


「俺にか?」


「うん、ダメなの?」


...これは断ったらアウトなやつだよな



「わかった、それでいいよ」


「ん、よかった」


ローラはまたコロコロと笑う


「まぁ時間もなんだしとりあえず今日は寝ようか?」


「そうする」


そう言うと幼女は俺の膝の中に入って眠り出す



「......これはいいんだろうか...?」


俺の膝元で可愛らしく寝息をたてる幼女、危険な香りしかしないな



「はぁ...諦めて俺も寝るか...」


俺はそうして木にもたれかかって瞳を閉じた





転生一日目にして子持ちになりました......

お読みいただきありがとうございます

一発目は口数少なめの幼女です


ご意見、ご感想があったらどんどん言ってください

不定期更新ですがよろしくお願いします

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